【アフリカ最強！？】人材の宝庫ジンバブエのプロサッカーリーグを検証！

こんにちは。編集長です（https://twitter.com/YAMATO22224）。

実は、編集長は運よくジンバブエサッカー協会の職員として働く機会がありました。

今回はにわかにタレントの宝庫　として注目を集めている南部アフリカのジンバブエ共和国のサッカー事情についてご紹介したいと思います。

そもそもジンバブエってどんな国！？

ジンバブエとは南部アフリカに位置する内陸国です。

周囲を南アフリカ、ザンビア、ボツワナ、モザンビークなどに囲まれ、以前は”アフリカの穀物庫”の愛称で栄華を誇りましたが、度重なる失政とそれに伴う”ハイパーインフレ”の影響で国の経済は崩壊しました。

自国の通貨を持たず、アメリカドルなどを中心に市場が動いています。

そのような危機的状況ですが、アフリカ最大の教育大国と称されることも多く、教育を大切にしながら多くの有望な人材を輩出し続けています。

ジンバブエではサッカーはクリケット並んで国技のような位置づけです。

もともとイギリスの植民地であったこともあり、プレミアリーグが開催される日にはバーには大勢の人だかりで大盛況。

（サッカー観戦に興じる人たち）

とくに、マンU、チェルシー、アーセナル、リバプールといういわゆるBIG４を応援している人がほとんどです。
サッカーを見ることももちろんですが、サッカーをすることも大好きです。

週末になると、いたるところで草サッカーの試合が開催され大いに楽しんでいます。

ジンバブエにもプロサッカーリーグが存在します。

Castle Premier Leagueを頂点として４部リーグまであり、２部リーグまでがプロリーグとして運営されています。

ちなみに、Castle Premier LeagueのCastleとはジンバブエのビールメーカーであり、メインスポンサーとしてリーグの運営を支えています。（味もおいしいです）

Castle Premier Leagueには16チームが所属し、最も人気があるチームが首都ハラレにあるダイナモスFC。
それに次ぐのがジンバブエ第2の都市ブラワヨにあるハイレンダーズFCです。

特に、この2チームの対戦はクラシコと呼ばれ、試合内容の激しさは勿論のこと観戦者にも毎回のように死傷者が出るほどの熱狂ぶりを見せます。

（ジンバブエのクラシコ）

（ハイレンダーズの選手）

ジンバブエのサッカー選手はどれくらいの給与をもらっているのでしょうか？

多くの選手は平均して400USドルから1000USドル程度の報酬を得ています。

しかし、そこはアフリカ。給与の未払いは日常茶飯事であり、年間通じて給与が払われないということも珍しいことではないようです。

そんな厳しい環境の中でも、特別なチームは存在します。

それがFCプラチナムです。

（FCプラチナムの選手）

このチームは南アフリカでダイアモンドを所有しているスポンサーがついており、選手の平均給与がこのチームの監督はトルコの名門ガラタサライなどのプレー経験も持ち、ジンバブエ代表も兼任する強者として知られています。

また、国内選手の夢は南アフリカでプレーすることです。
　
南アフリカのトップクラブでは日本のJクラブを凌ぐほどのサラリーが支払われるばかりでなく、ヨーロッパなどへの移籍する道も開けやすくなるのです。

（見事南アフリカへの移籍を決めたジンバブエのスタービリアット選手）

アフリカサッカージャーナルにおいても編集長の豊富なクラブ間、個人間の“人脈”を活かして有望な選手やクラブ間提携のお手伝いをさせていただくことが可能です！
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