こんにちは。編集長です(https://twitter.com/YAMATO22224)。

今回は、ルワンダプレミアリーグの試合を視察してきた感想です!

それでは早速見ていきましょう!

ルワンダプレミアリーグ頂上決戦を徹底分析!

AZAM RWANDA PREMIER LEAGUEで首位のAS KIGALI。

勝ち点差わずか2ポイントで二位につけるSC KIYOVU。

ルワンダでサッカーをしている子供にランダムでどこのチームでサッカーがしたいかと尋ねれば90パーセント以上の子がこの2つのビックチームを答えます。

それくらいの人気と歴史を誇る2チームがルワンダの首都キガリスタジアムで激突しました!

(KIGAKIスタジアム到着!)

(1000ルワンダフラン・・・100円くらい!)

(試合前から盛り上がるサポーター!)

それでは早速分析!

(試合開始!)

両者ともにスタートは中盤をボックスに形成する4ー4ー2のシステム。
ゾーンディフェンスを採用し、両者共に最前線から激しいプレスをかける。

開始20分までは両者リスクを犯すことのない展開に終始。
その後、両者のサッカーのスタイルが見えてくる。

王者のAS KIGALIはGKからFWまでとにかくショートパスを多用したサッカーを展開。
特に、ボランチからホォワードへくさびを入れ、その落としをトップ下の選手がサイドに展開し、サイドから再びセンターにクロスを入れるという教科書通りの綺麗な攻撃パターンを徹底。

これまでジンバブエや南アフリカを中心に100試合の試合をみてきた著者もここまで統制のとれた美しいサッカーを展開することに感動。



一方、チャレンジャーのSC KIYOVUはアフリカらしい「キック&ラッシュ!」

ボールをセンターフォワードか、裏に蹴り込み、そのセカンドボールを拾い続けることでチャンスを創りだしていくスタイル。

実はアフリカのこの激しいサッカーが好きな著者はこの対照的なサッカーがどのような結末を迎えるのかワクワクを隠せない。

試合が動いたのは前半36分。

チャレンジャーのSC KIYOVUが得意の矢のようなカウンターを見せる。

サイドバックから裏にロングパス。

走り込んだサイドハーフがGKとDFラインの間に矢のような高速パスを入れる。走り込んだFWは合わせるだけ。

先制はチャレンジャー!

ディフェンスラインがボールラインまで下がることができなかったことが悔やまれる。

その後、終始ボールを支配する王者AS KIGALIは多くのチャンスを魅力的なサッカーで創り出すが前半はこのまま終了のホイッスル。

終了と同時にAS KIGALIの選手たちがピッチ中央に集まり、話し合う。

この自主性が首位のチームの選手の意識なんだなーと感心しながら勉強。

後半開始!

開始3分にAS KIGALIがセットプレーから試合を振り出しに。

いよいよ試合は白熱!

観客の中にはすでに涙を流している人も。笑

後半も両者同じ選手。同じ戦術を採用。

拮抗した試合展開が続く。

試合が再び動いたのは65分。

挑戦者が王者のオハコを奪う3人目の動きを絡めた綺麗なパスワークで完璧な崩しから再びリード。

王者の中盤でのプレスが緩くなっていることが原因で中盤の選手がボールを保持してから2秒から3秒考える時間を得ることができている。

その後後半75分まで均衡した攻防。

78分に王者がまたもやセットプレーから豪快なヘディングで叩き込む!

チャレンジャーとしては非常にもったいない。現代サッカーでは珍しくセットプレー時にマンツーマンディフェンスを採用しているが、ボールをみすぎてマークを見失なってしまう選手が多い。

改めてもったいない。

セットプレーのディフェンス修正は急務。

試合はこのまま2ー2で終了。

さしずめ、ペップのマンC対モウリーニョのマンUの試合を思い起こさせるような内容。

改めて彼らの身体能力の高さにはもはや言葉がない。現ルワンダ代表6人を直に見れて彼らの実力を肌で感じることができた。

アフリカサッカーの新たな魅力を再発見できた観戦であった。

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