こんにちは。編集長です(https://twitter.com/YAMATO22224)
アフリカでサッカーを指導を始めて足掛け4年が経ちました。
これまでに3000人以上のアフリカの子供たちを指導し、500人以上の指導者の方と出会い、多くを学ばせていただきました。
その経験の中で、最も難しく、そして最も大切だと感じていることがあります。
それは、
”日本人サッカーコーチとしてどのようにアフリカの人たちに認められていくか”
ということです。
これは、サッカーコーチという職業でなくても恐らく外国や異文化で挑戦している人のほとんどが突き当たる大きな壁ではないでしょうか?
「外国人」として海外にきている以上、必然的に周囲の目線は厳しくなります。
これはJリーグに助っ人できている外国人選手を見る私達の目と少しばかり似ているかもしれません。
故に、「自身」の存在価値、いわゆるブランディングをいかに戦略的に実行できるか否かでその人が成功できるかどうかが決定されるという厳しい状況だと言えるのです。
さらに言うと、自分を周囲と意図的に差別化することができなければ、自分の持っている能力する機会すら与えてもらえないことを意味します。
悲しかな。
しかし、それが現実です。
この部分は私がこれまでのアフリカ生活の中でサッカー以上に大切に研究していることでもあります。
それでは、自分をアフリカの舞台で輝かせるにはどうしたらよいのでしょうか?
周囲と自分を差別化させるためには?
その答えは、
”徹底的な分析”
です。
本当にこの一言に尽きます。
それでは何を分析するのでしょうか?
それは現地のコーチが、
✔どのような指導をするのか?
✔どのような話をするのか?
✔その話を聞いている選手たちの表情はどうか?
こういった情報をまずは徹底的に収集すること。
この際に気を付けるべきは、ここで「偉そうにふるまってはならない!」ということです。
あくまで謙虚に学ばせてもらうという姿勢を貫く。
その上で、その情報の中でよい部分と悪い部分を分析する。
例えば、アフリカのコーチは総じて話が異常に長いことが多いです。
普通に1時間以上話をすることもざらにあります。(泣)
しかし、これは自分を際立たせるチャンスでもあるのです。
自分が指導するときには「極力話を短く」、「プレー時間」を多く確保する。
これを実行するだけで明らかに雰囲気と練習風景がこれまでと「違って見える」。
そして、「この違い」がそのまま差別化になるのです。
このコーチの練習は俺たちの練習とは何か違う!
こう思わせることが周囲に認めてもらうためにはとても大切な要素になるのです。
つまり、自分の能力を異国でいかんなく発揮したい!とあなたが思うのであれば、あなたが持っている能力をすぐに出そうとするのではなく、まずは「分析」する。
その後に、「違い」を作り、認めさせる。
そうすれば、いくらでもあなたの能力を発揮できるチャンスは訪れると思います。
是非、一人でも多くの挑戦者に活かしてほしいスキルだと言えます!
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