こんにちは。編集長です(https://twitter.com/YAMATO22224)
今、アフリカサッカーは急激な進展を遂げています!
特に目を見張るのは指導者及び指導法の近代化だと言えます。
今回は、そんなアフリカサッカーの最前線を見くことにしましょう!
アフリカサッカーで常識となりつつある“戦術的ピリオダイゼーション”とは?
アフリカのコーチの間で今盛んに謳われている単語がある。
それは、
「戦術的ピリオダイゼーション」
この言葉は、ポルトガルのポルト大学教授のビトール・フラデ教授が発案したトレーニング理論であり、今や欧州各国で広く用いられています。
「戦術的ピリオダイゼーション」を一言でいうならば、
“戦術的ピリオダイゼーション=方法論×思考法×哲学”
ということができます。
これは、
サッカーはサッカーでしか上手くならないという考えのもとに生まれた理論であり、コーン間の間をドリブルで抜けるようないわゆる“ドリル練習”は意味がないとされる理論です。
「戦術的ピリオダイゼーション」の熱い信仰者として知られるジョゼ・モウリーニョ監督の、
(「戦術的ピリオダイゼーション」の熱い信仰者として知られるジョゼ・モウリーニョ監督)
「ピアニストはピアノの周りを走らない。だから我々もグランドの周りを走る必要はない。サッカーはサッカーをすることで上手くなるのだから」
という言葉が象徴するように、サッカーをする中で、サッカーを上達させるという考えが主流になってきていkます。
そして、その流れがここアフリカにも押し寄せているのです。
議論に次ぐ議論
アフリカにおける「戦術的ピリオダイゼーション」の概念とは、
“いかに日々の練習の中で戦術を落とし見ながら試合の日にコンディションをピークに持っていけるか?”
だと言えます。
そのために、コーチたちは日々議論を重ねています。
「戦術的ピリオダイゼーション」を期にますます注目を浴びるようになったのが“フィジカルコーチ”の存在。
「いつ」ハイインテンシティーのトレーニングを行い、いつトレーニングの負荷を落とすのか?
「戦術的ピリオダイゼーション」が成功するか否かは、フィジカルコーチによるところも大きいと言えるのです。
実際に著者が受講したアフリカ大陸サッカーB級指導者ライセンスでも、「戦術的ピリオダイゼーション」には3講義が組み込まれていました。
(著者に戦術的ピリオダイゼーションを伝授してくれたマトンゴレラCAFインストラクター)
今後、身体能力だけにとどまらず、アフリカサッカーがより洗練されていくことを肌で感じています!
お知らせ!
編集長が代表を務めるNGOジンバブエ侍フットボールプロジェクトがジンバブエでサッカーアカデミーを設立しました!
ジンバブエ侍フットボールアカデミー(ZSFA)とは?
ジンバブエ侍フットボールアカデミー(ZSFA)とは、「ジンバブエの厳しい環境下にいる子供達の可能性を広げる」ことを最大の目的として2018年に設立されたサッカーアカデミーです。
その最大の特徴は、編集長が4年間の間にアフリカ5ヵ国3000人以上の子供たちを指導する中で「アフリカ人の身体能力×サッカーIQ×日本人のメンタリティ」を最も効率的に落とし込むことができる「ZSFAメソッド」を使ったトレーニングだと言えるでしょう。
この“ZSFPメソッド”を通してジンバブエから世界で活躍できる選手の育成を目指します。
ご連絡
アフリカサッカージャーナルにおいても編集長の豊富なクラブ間、個人間の“人脈”を活かして有望な選手やクラブ間提携のお手伝いをさせていただくことが可能です!
ご興味ある方は是非こちらから!
【AFRICA-SOCCER-JOURNAL公式スポンサー】
ライティング事務所PORKSTAR
【編集長が代表を務める国際NGO】
【ジンバブ侍フットボールプロジェクト(ZSNP)公式HPはこちらから!】