こんにちは。編集長です(https://twitter.com/YAMATO22224)
アフリカのストレッチ事情が日本よりも上!?
実は、あまり知られていない話だが、アフリカではストレッチのレベルが非常に高いです。
それは、なぜでしょうか?
1つにアフリカでは“フィジカル・コーチ”の地位が非常に高いことが挙げられます。
往々にして、監督のNO2に就くにはフィジカル・コーチであることが多く、稼ぎ出す金額もチーム内ではかなりの高額なのです。
その背景にあるには、アフリカに根付く“フィジカル至上主義”です。
基本的に、アフリカでは“身体能力”に勝る選手を多くそろえたチームが勝つと考えられており、サッカー技術よりも身体能力をいかに向上させるかにフォーカスを置いているチームが非常に多いのです。
今回は、是非ここアフリカでは常識となっているストレッチ事情を共有させていただきます。
アフリカでは完璧に使い分けられているストレッチ!
ストレッチにはそもそも2種類存在しおます。
それは、
1. スタティクストレッチ
2. ダイナミックストレッチ
である。
スタティクストレッチは“静的ストレッチ”とも呼ばれ、筋肉をゆっくり伸ばしていき、痛みを伴う手前の一番伸びきったところで動きを止めて、筋肉を伸ばしていく方法。
一方で、ダイナミックストレッチは“動的ストレッチ”とも言われ、「ブラジル体操」が代表的であるが、関節を動かしながら筋肉を伸ばしていく方法です。
ここ、アフリカではこれらのストレッチ法が完璧に使い分けられています。
基本的には、
・運動前の準備として行うのがダイナミックストレッチ
・運動後のケアとして1種目30秒程行うのがスタティクスストレッチ
です。
日本では、著者も経験したが基本的に練習前、練習後ともにスタティクスストレッチ
が採用されているケースが非常に多いです。
(スタティクスストレッチをする子供たち)
しかし、アフリカ(特にケニア)ではこのような教育を徹底しており、フィジカルトレーナーの講習会を積極的に行うなどして指導力の向上に努めているのです。
実は、これから収縮を繰り返そうとする筋肉をスタティクスストレッチで過剰に伸ばすことは試合中のパフォーマンスの低下を招く原因であることが判明しています。
故に、試合の前や合間のウォームアップは、ダイナミックストレッチとランニングや細かいステップワークを組み合わせて行うことが効果的なのです。
そして、試合やトレーニングの後には、スタティクスストレッチを1種目ごとに時間をかけて(30秒が目安)行い、じっくりと筋肉を伸ばすことが効果的なのです。
アフリカでは、これらの知識に基づいて効果的なストレッチが行われているのです!
アフリカから学ぶべきことも多くありますね!
お知らせ!
編集長が代表を務めるNGOジンバブエ侍フットボールプロジェクトがジンバブエでサッカーアカデミーを設立しました!
ジンバブエ侍フットボールアカデミー(ZSFA)とは?
ジンバブエ侍フットボールアカデミー(ZSFA)とは、「ジンバブエの厳しい環境下にいる子供達の可能性を広げる」ことを最大の目的として2018年に設立されたサッカーアカデミーです。
その最大の特徴は、編集長が4年間の間にアフリカ5ヵ国3000人以上の子供たちを指導する中で「アフリカ人の身体能力×サッカーIQ×日本人のメンタリティ」を最も効率的に落とし込むことができる「ZSFAメソッド」を使ったトレーニングだと言えるでしょう。
この“ZSFPメソッド”を通してジンバブエから世界で活躍できる選手の育成を目指します。
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アフリカサッカージャーナルにおいても編集長の豊富なクラブ間、個人間の“人脈”を活かして有望な選手やクラブ間提携のお手伝いをさせていただくことが可能です!
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