ケニアプレミアリーグのチームから紐解くケニアサッカーのリアルなレベル

今回は、アフリカで今後さらに飛躍を遂げるであろう“ケニア”サッカーのレベルと実情について“ケニアプレミアリーグ”に所属するチームを事例に挙げて見ていく。
まずは、あなたには恐らくなじみのないであろう“ケニアプレミアリーグ(通称KPL)”について。




ケニア最高峰のケニアプレミアリーグ(KPL)って何!?

ケニアプレミアリーグとは、ケニア国内で6部まであるリーグの中で最高位に位置し、日本でいうJ1リーグ。

ケニアプレミアリーグに所属できるのは16チームのみ。

ケニア国内の選手はこの最高峰のリーグでプレーすることを夢見て日々トレーニングに明け暮れている。

ケニアにおいてサッカーは抜群の人気を誇る。中でもサポーターの数が多いのが「ゴルマフィアFC」と「FCレオパード」。

この2チームが対戦する際には厳戒態勢が敷かれるほどの熱狂ぶり。

それでは、実際にその“レベル”はどの程度のものなのか?

今回は、ケニアプレミアリーグに所属する“Posta Rangers”を事例に挙げて検証していく。


(“Posta Rangers”の選手たち)

ケニアリーグのレベル

「リーグのレベルは決して高くないが、選手個人のポテンシャルは非常に高い!」

これが著者の結論である。

ケニアプレミアリーグは大半のチームが“縦に速い”いわゆる「パンプサッカー」に終始する場合が多い。

故に、「良い選手が多くいるチームが勝つ」というアフリカ特有の現象が生まれる。

しかし、これは「チーム」単位で見た時のこと。

「個人」に目を向けてみると、数えきれないほどのポテンシャルを秘めている。

例えば、現在(2018年)イングランドプレミアリーグの1部“トッテナム・ホットスパー”で活躍するビクター・ワニャマ選手はヨーロッパに移籍する前にはケニアプレミアリーグでプレーしていた。ヨーロッパに移籍した直後からすぐに大活躍をしたことから、ワニャマのようなポテンシャルを持っている原石のような選手は数えきれないほどこのケニアにはいると考えることができる。

それでは、具体的にその“ポテンシャル”とは何を指すのか。

ケニア選手が持つ“3つの”ポテンシャルとは!?

今回視察したケニアプレミアリーグの“Posta Rangers”の選手たちが共通して持っているポテンシャル。それは、やはり“抜群の身体能力”

特に、

1. ジャンプ力

2. 持久力

3. キック力(パンチ力)

は明らかに異次元にある。


(軽くジャンプしてこの跳躍力!)

この3つの能力に関しては恐らくほとんどの選手がアベレージをはるかに超えた数値を叩き出すことができるであろう。
特に、特筆すべきはキック力。

日本人ではなかなか見ることがない「ワンタッチで対角線」にサイドチェンジをするなどは当たり前。キックをした時の“ボン”という音の重みが少し日本と異なる。

それ以外にも決して切れることがない持久力や高い跳躍力はなどそのポテンシャルは計り知れない。

最後に・・・

ケニアのサッカーは今、急速な発展を遂げている。

それは、国として経済的な発展が進んでいることも大きな要因であることは間違いないが、サッカー協会が若手育成や指導者育成に力を入れ始めていることが最も大きな要因であろう。

編集長編集長

今後、ケニアからますます多くの選手が世界へと、日本へと羽ばたいていく姿を想像するとワクワクしますね。