こんにちは。編集長です(https://twitter.com/YAMATO22224)
今回は、アフリカで今後さらに飛躍を遂げるであろう“ケニア”サッカーのレベルと実情について“ケニアプレミアリーグ”に所属するチームを事例に挙げて見ていきたいと思います!
まずは、多くの人にとって恐らくなじみのないであろう“ケニアプレミアリーグ(通称KPL)”についてです。
ケニア最高峰のケニアプレミアリーグ(KPL)って何?
ケニアプレミアリーグとは、ケニア国内で6部まであるリーグの中で最高位に位置し、日本でいうJ1リーグ。
ケニアプレミアリーグに所属できるのは16チームのみ。
ケニア国内の選手はこの最高峰のリーグでプレーすることを夢見て日々トレーニングに明け暮れています。
ケニアにおいてサッカーは抜群の人気を誇る。中でもサポーターの数が多いのが「ゴルマフィアFC」と「FCレオパード」。
この2チームが対戦する際には厳戒態勢が敷かれるほどの熱狂ぶりを見せます。
それでは、実際にその“レベル”はどの程度のものなのでしょうか?
今回は、ケニアプレミアリーグに所属する“Posta Rangers”を事例に挙げて検証していくことにします!
(“Posta Rangers”の選手たち)
ケニアプレミアリーグのレベルとは?
「リーグのレベルは決して高くないが、選手個人のポテンシャルは非常に高い!」
これが編集長の所感です。
ケニアプレミアリーグは大半のチームが“縦に速い”いわゆる「パンプサッカー」に終始する場合が非常に多い傾向にあります。
故に、「良い選手が多くいるチームが勝つ」というアフリカ特有の現象が生まれるのです。
しかし、これは「チーム」単位で見た時のこと。
「個人」に目を向けてみると、数えきれないほどのポテンシャルを秘めています。
例えば、現在(2018年)イングランドプレミアリーグの1部“トッテナム・ホットスパー”で活躍するビクター・ワニャマ選手はヨーロッパに移籍する前にはケニアプレミアリーグでプレーしていました。ヨーロッパに移籍した直後からすぐに大活躍をしたことから、ワニャマのようなポテンシャルを持っている原石のような選手は数えきれないほどこのケニアにはいると考えることができるのです。
それでは、具体的にその“ポテンシャル”とは何を指すのでしょうか?
ケニア選手が持つ“3つの”ポテンシャルとは?
今回視察したケニアプレミアリーグの“Posta Rangers”の選手たちが共通して持っているポテンシャル。
それは、やはり“抜群の身体能力”です。
特に、
1. ジャンプ力
2. 持久力
3. キック力(パンチ力)
は明らかに異次元のレベルにあります。
(軽くジャンプしてこの跳躍力!)
この3つの能力に関しては恐らくほとんどの選手がアベレージをはるかに超えた数値を叩き出すことができるでしょう。
特に、特筆すべきはキック力。
日本人ではなかなか見ることがない「ワンタッチで対角線」にサイドチェンジをするなどは当たり前。
キックをした時の“ボン”という音の重みが少し日本と異なります。
それ以外にも決して切れることがない持久力や高い跳躍力はなどそのポテンシャルは計り知れません。
最後に・・・
ケニアのサッカーは今、急速な発展を遂げています。
それは、国として経済的な発展が進んでいることも大きな要因であることは間違いないが、サッカー協会が若手育成や指導者育成に力を入れ始めていることが最も大きな要因なのでしょう。
お知らせ!
編集長が代表を務めるNGOジンバブエ侍フットボールプロジェクトがジンバブエでサッカーアカデミーを設立しました!
ジンバブエ侍フットボールアカデミー(ZSFA)とは?
ジンバブエ侍フットボールアカデミー(ZSFA)とは、「ジンバブエの厳しい環境下にいる子供達の可能性を広げる」ことを最大の目的として2018年に設立されたサッカーアカデミーです。
その最大の特徴は、編集長が4年間の間にアフリカ5ヵ国3000人以上の子供たちを指導する中で「アフリカ人の身体能力×サッカーIQ×日本人のメンタリティ」を最も効率的に落とし込むことができる「ZSFAメソッド」を使ったトレーニングだと言えるでしょう。
この“ZSFPメソッド”を通してジンバブエから世界で活躍できる選手の育成を目指します。
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アフリカサッカージャーナルにおいても編集長の豊富なクラブ間、個人間の“人脈”を活かして有望な選手やクラブ間提携のお手伝いをさせていただくことが可能です!
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【編集長が代表を務める国際NGO】
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