こんにちは。編集長です(https://twitter.com/YAMATO22224

突然の電撃移籍!

近年の横浜F・マリノスには珍しく無名のアフリカ人選手の補強です。

しかし、この移籍には注目すべき点が非常に多いとも言えます。

今回は、横浜F・マリノス新加入したカメルーン代表のオリヴィエ・ブマルの実績、評価、実力ついて見ていくことにしたいと思います!




ところで“オリヴィエ・ブマル”って誰?


(カメルーン代表でプレーするブマル)


横浜F・マリノスという偉大なクラブに加入でき嬉しいです。いつも日本のサッカーを見てきましたが、横浜F・マリノスに加入を決めた大きな理由は、偉大な歴史を持つクラブだからです。クラブが4度目のJリーグタイトルを獲れるよう貢献したいと思います。監督として数々の成功を収めたアンジェ・ポステコグルー監督と話し、その目標を達成するための信念と自信を得ることができました。そういった後押しもあり、加入することを決断しました

とのコメントで今日本では“時の人”となっているブマル。

まずは彼のプロフィールから見ていくことにしましょう。

オリヴィエ・ブマルはカメルーン出身であり、カメルーン代表の28歳(2018年3月)。
身長174cm体重67kg
利き足は左足
ポジションはMF(右ウイング)
そして、最大の武器はその抜群のドリブルスピードと質の高い“高速クロス”である。

特に、長く在籍したギリシャサッカーの関係者による評価では、

✔元カメルーン代表サミュエル・エトーを彷彿させるスピードを持つ
✔一度身体を寄せようものなら、うまく身体を使い入れ替わることができる
✔ドリブルは緩急をうまく使い、相手ディフェンスを翻弄
✔針の穴を縫うようなラストパスと高速クロス

その能力に対する評価は非常に高いことが伺えます。

それでは、ブマルの経歴と実績について見ていきます!




経歴から見るブマルのサッカー人生


(中国リーグでプレーするブマル)

まずは、彼がこれまでに所属したチームについてです。

【ユース年代】
・ジョージ・フォミンイェンFC(カメルーン) ~2005年
・CFF パリ(フランス) 2005年

【プロとして】
・ギリシャリーグ パネトリーコス 50試合出場(3得点)2010年~2012年
・ルーマニアリーグ アストラ・ジュルジュ 2試合出場 2012年~2013年
・ギリシャリーグ レヴァディアクス 3試合出場 2013年
・ギリシャリーグ イラクリス・プサフナFC 23試合出場10得点 2013年~2014年
・ギリシャリーグ パニオニオスFC 46試合出場9得点 2014年~2015年
・トルコリーグ マーシン・イドマンユーデゥ レンタル移籍
・ギリシャリーグ パナシナイコス 30試合出場2得点 2015年~2017年
・中国リーグ 遼寧宏運足球倶楽部 11試合出場2得点 2017年~
・Jリーグ 横浜F・マリノス2018年~

主にギリシャを主戦場に契約を勝ち取ってきたブマルはヨーロッパ仕込みの戦術眼に加えて1対1の激しい戦いに勝ち続けてきたが故の結果であると言えるでしょう。

また、近年では中国でのプレー経験もあり、アジアサッカーへの順応も容易であると考えられます。




ブマルのカメルーン代表歴

“エトーに次ぐ才能”

ブマルはそんな非常に高い評価を受け、天才少年として扱われていました。

その後国内で順調に成長を遂げ2009年にはU-20カメルーン代表に選出されFIFA U-20 W杯に出場。

しかし、期待と裏腹にわずか3試合出場に終わってしまいます。

その後、彼はしばらく日陰の道を歩むことになります。

約10年にわたり、カメルーン代表に召集されることはありませんでしたが2017年に転機が訪れます。中国リーグでの活躍が評価され、再び代表に復帰することになるのです。

残念ながら、アフリカ予選で敗退したカメルーンは2018年ロシアW杯には出場できませんが、今後安定して代表に召集され、主軸として活躍する可能性は非常に高いと言えるでしょう!




最後に・・・

今回、久しぶりにアフリカ選手がJリーグに加入することになりました。

近年、Jリーグ内でアフリカ人選手の目立った活躍がない為に、移籍市場からは消えかかっていた存在であるが、もし、ブマルが大活躍をすれば、今後ますますJリーグの中でのアフリカ人選手の価値が向上することになるでしょう!
楽しみですね!

【ブマル選手のプレーはこちらから!】




お知らせ!

編集長が代表を務めるNGOジンバブエ侍フットボールプロジェクトがジンバブエでサッカーアカデミーを設立しました!

ジンバブエ侍フットボールアカデミー(ZSFA)とは?

ジンバブエ侍フットボールアカデミー(ZSFA)とは、「ジンバブエの厳しい環境下にいる子供達の可能性を広げる」ことを最大の目的として2018年に設立されたサッカーアカデミーです。

その最大の特徴は、編集長が4年間の間にアフリカ5ヵ国3000人以上の子供たちを指導する中で「アフリカ人の身体能力×サッカーIQ×日本人のメンタリティ」を最も効率的に落とし込むことができる「ZSFAメソッド」を使ったトレーニングだと言えるでしょう。

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