こんにちは。編集長です(https://twitter.com/YAMATO22224

本日!

3月23日。

ベルギーのスタッド モーリスデュフランで行われる国際親善試合の相手となるマリ。

仮想セネガルと題し、意気込むハリルホジッチ監督の志は勿論のこと、W杯本線に向けて非常に重要な試合になることは間違いないでしょう。

ところで、今回対戦する”仮想セネガル”のマリ代表はいったいどんなチームなのでしょうか?

今回は、情報が少ないマリ代表のことを試合前に少しでも知ることで観戦をより有意義にするための1本!

それでは、謎に満ちたマリ代表を分析開始です!


マリ代表ってどんなチーム?

実はマリ代表は、これまでにフレデリック・カヌーテセイドゥ・ケイタ(元バルセロナ)のような有名選手を輩出していることで有名です。

また、実力を図る上での指標となるFIFAランキングにおいて日本代表の55位に対して、マリ代表は現在67位

アフリカサッカーランキング(CAF加盟国内)12位。

W杯への出場経験はないが、アフリカネイションズカップには11回出場し、準優勝(1972年)、3位(2012年、2013年)の経験を有しています。。

また、監督のアラン・ジレスは名門パリサンジェルマンを率いたことのある名監督です。


(アラン監督)

アラン監督は2004年からジョージア・ガボン・マリ・セネガル代表監督を率いて、2015年から再びマリ代表の監督を務めています。

セネガル代表を率いた経験を考えると、仮想セネガルという点を考えるならふさわしい相手なのかもしれません。


気になるマリ代表23名は?

ここで、今回日本代表との試合に召集されたメンバーを見てみましょう。

【GK】
アリ・イランゴ(ディアン・レオン/フランス)
ジギ・ディアラ(スタッド・マリアン/マリ)
ママドゥ・サマサ(トロワ/フランス)

【DF】
アマリ・トラオレ(レンヌ/フランス)
アブドゥル・カリム・ダンテ(アンデルレヒト/ベルギー)
シャルル・トラオレ(トロワ/フランス)
バカイ・ディバシ(アミアン/フランス)
モラ・ワゲ(ワトフォード/イングランド)
ママドゥ・フォファナ(アランヤスポル/トルコ)
ファライ・サコ(ヴィトーリア・ギマランエス/ポルトガル)

【MF】
イブ・ビスマ(リール/フランス)
アマドゥ・ハイダラ(ザルツブルク/オーストリア)
スレイマヌ・ディアラ(ランス/フランス)
ラサナ・クリバリ(アンジェ/フランス)
ディアディエ・サマセク(ザルツブルク/オーストリア)

【FW】
アブドゥライ・ディアビ(ブルッヘ/ベルギー)
アダマ・ニャネ(トロワ/フランス)
アリ・マレ(ウディネーゼ/イタリア)
アダマ・トラオレ(ミドルズブラ/イングランド)
ムサ・ジェネポ(スタンダール・リエージュ/ベルギー)
ムサ・ドゥンビア(ロストフ/ロシア)
ラサナ・エンディアイ(ギダルス)
ヌア・ディッコ(ハル・シティ/イングランド)

スター選手はいないが、ヨーロッパで活躍する選手は非常に多いことが伺えます。

日頃から高いレベルに身を置いてとレーニングしている選手たちを侮ることはできません。




大誤算があったこと、知ってますか?

FWバカリ・サコ(クリスタル・パレス/イングランド)は仮想サディオ・マネの想定であったが・・・

メンバーには、DFモラ・ワゲ(ワトフォード/イングランド)、アマドゥ・ハイダラ(ザルツブルク/オーストリア)、ディアディエ・サマセク(ザルツブルク/オーストリア)、17歳のFWラサナ・エンディアイ(ギダルス)ら若手選手が多く選出されています。

しかし、先日負傷したエースのFWムサ・マレガ(ポルト/ポルトガル)、

1月末に左足首を骨折し今季絶望となったFWバカリ・サコ(クリスタル・パレス/イングランド)が含まれていないのです。

実は、日本代表は彼を仮想サディオ・マネ(セネガル代表)に設定し、守備の調整を試みようとしていただけに非常に残念ですね。

故に、今回のマリ代表は若手中心の選手構成で日本戦は望むことになります。

しかし、海外リーグで活躍を見せる選手も多く、油断のできない相手であることに間違いはないでしょう。


マリ代表の注目の選手は?

それではマリ代表の注目選手を見きます!

FWアダマ・トラオレ(ミドルズブラ/イングランド)

1996年生まれの22歳の若きエース。
彼は、ユースをバルセロナ(スペイン)の下部組織カンテラプレー。
スペインでの代表の経験もあり、ドリブルとスピードを武器とする選手です。

FWアリ・マレ(ウディネーゼ/イタリア)

1998年生まれの19歳の初召集のエース。
U-17 W杯(2015年)で、2ゴール2アシストを記録。
彼は大会で最も輝いた3選手を表彰する「ゴールデンボール賞」に選出された実績を持つ。
途中交代で日本のディフェンス陣を脅かす存在になるかもしれません。

MFイヴ・ビスマ(リール/フランス)

1996年生まれの22歳の将来有望なMF。
スピードとパワーがあり、テクニックに目を見張るものがあります。
彼の最大の武器はシュート力。
彼のミドルシュートには要注意だと言えます。

DFモラ・ワゲ(ワトフォード/イングランド)

1991年生まれ27歳の191cmの大型DF。
マリの大黒柱で高さとフィジカルの強さを武器とします。
日本の攻撃陣が彼をどのように攻略するかが得点のカギとなるでしょう。


まとめ

仮想セネガルとなる大切な親善試合。

負傷者の影響で招集メンバーにも変化があるものの、近年のアフリカサッカーの成長の源となっている若手選手のプレーを見れることはある意味ラッキーであるともいえます。

個のレベルは高いマリ代表、この個を組織としてうまく活かせるかのでしょうか?

マリ代表、監督のアラン・ジレスの手腕にも注目したいですね。

この戦いで弾みをつけ、いい形でW杯に行けますように!




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