こんにちは。編集長です(https://twitter.com/YAMATO22224)
アフリカではサッカーの指導者、選手としてだけで生計を立てていくことは非常に難しいという現実があります。
プロのチームであるならまだしも、街アカデミーでコーチをしている人にとってはどのように収入源を作るかはまさに死活問題であると言えます。
今回は、未来のサッカー選手を育成するために尽力するアフリカのコーチがどのようにして収入を得ているのかを解説していきます!
アフリカのアカデミーコーチはどのようにして収入を得ているの?
アフリカで子供たちにサッカーのコーチをしている大人たちの80%以上がしている副業。
それは、
「ボールのパンク修理」
パンクしたボールをコーチのところに持っていくと、一回(300円程度)で治してくれます。
その所要時間、なんと“ものの10分”!!
なんという手さばきでしょう!
修理方法は自転車のパンク修理に少し似ています。
(パンク修理をするコーチ)
(修理に使う道具)
(著者も参戦)
(親子で)
具体的な手順は、
1.ボールの縫い目を切り、中にあるゴムチューブを取り出す
2.ゴムチューブを水が入ったバケツにそのチューブを入れ、穴の場所を突き止める。
3. 穴をふさぐために当てゴムを接着剤で付ける
4.ボールを再び縫い合わせる
というものです。
著者がジンバブエにいた際には、このボール修理を数多くこなして週末の子供たちのアカデミー遠征費などをよく工面していたことが思い出されます。
コーチたちはサッカー以外に本当に多くの仕事をこなしているが、このボール修理の仕事はそれなりに需要があり、貴重な収入源になっているのです。
日本ではパンクすれば、捨てられてしまうボールだが、こちらでは何度でも何度でも修理して使います。
そして、それが貴重な仕事になっていることが面白いですね。

エキスパートレベルになると子供たちの練習中にもボールの修理をして1か月に1万円程度稼ぎ出すコーチもいました
お知らせ!
編集長が代表を務めるNGOジンバブエ侍フットボールプロジェクトがジンバブエでサッカーアカデミーを設立しました!
ジンバブエ侍フットボールアカデミー(ZSFA)とは?
ジンバブエ侍フットボールアカデミー(ZSFA)とは、「ジンバブエの厳しい環境下にいる子供達の可能性を広げる」ことを最大の目的として2018年に設立されたサッカーアカデミーです。
その最大の特徴は、編集長が4年間の間にアフリカ5ヵ国3000人以上の子供たちを指導する中で「アフリカ人の身体能力×サッカーIQ×日本人のメンタリティ」を最も効率的に落とし込むことができる「ZSFAメソッド」を使ったトレーニングだと言えるでしょう。
この“ZSFPメソッド”を通してジンバブエから世界で活躍できる選手の育成を目指します。
ご連絡
アフリカサッカージャーナルにおいても編集長の豊富なクラブ間、個人間の“人脈”を活かして有望な選手やクラブ間提携のお手伝いをさせていただくことが可能です!
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【編集長が代表を務める国際NGO】
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