こんにちは。編集長です(https://twitter.com/YAMATO22224)。

またまた良書に出会いました!

内容があまりに興味深く編集長はわずか3時間で読破してしまいました!

今回は、アフリカのサッカー事情を事細かに描いた一冊を特集していきます!

『サッカーと独裁者~アフリカ13ヵ国の紛争地帯を行く』

内戦や貧困、政変が続く一方で経済発展が目覚しく、サッカーの世界的スター選手を輩出し、大陸初のワールドカップを成功させたアフリカ大陸。

“各国が政治的、社会的に抱える問題が、当地のサッカー事情に反映されているのではないか? ”

本書はそのような目論見から、ナイロビ駐在の英国人ジャーナリストであるスティーブ・ブルームフィールドが、エジプト、スーダン、ソマリア、ルワンダなど13か国を縦断し、激動の情勢と驚愕の真相に迫った、傑作ノンフィクションです。

アフリカ諸国においては、サッカーが人々に未来への希望を与え、ときには分裂していた国を一つにまとめる力さえあることが、本書を通じて理解することができます。

サッカーで読み解かれたアフリカは、「暗黒大陸」といった古いイメージと異なり、若い「チーター世代」による新たな一面も見せてくれます。

アフリカの政治や社会はたしかに複雑で多様であるが、私たちに理解しがたいものではないし、より親しみを感じることができるでしょう!

残念ながら、貧困や飢餓に苦しむ人々は多く、紛争はいつ解決されるかはわかりません。

しかし汚職撲滅のために身を挺して戦っている政治家や、サッカー代表チームの強化のために、報酬なしで奮闘している監督の姿は、アフリカ諸国が独裁体制や部族対立を乗り越える大きな可能性を感じることでしょう!

アフリカにおけるサッカーの存在がいかに大きいかをりかいすることができるでしょう!



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