こんにちは。編集長です(https://twitter.com/YAMATO22224)。

今回は、アフリカサッカーが長年抱えている”年齢詐称”の問題をピックアップします。

アフリカでの年齢制限のある大会では生年月日の詐称が相次いでおり、毎回予選で失格になる国が現れています。

アフリカの貧しい地域などでは、「出生証明書」を持たない子供たちが多くパスポートを作成する際の”自己申告”で自身の生年月日が決まる場合も珍しくありません。

ユース年代の大会ではたった”1歳”の歳の差であっても勝敗に大きく影響します。

長年続くこの問題を解決すべく、CAF(アフリカ大陸サッカー連盟)はある解決策に乗りだしました!

選手全員にMRIを受けさせる!?

CAFは2019年にタンザニアで行われるU-17アフリカ選手権に向けて全加盟国の代表選手にMRI検査を受けることを義務付けることを発表しました。

MRIで手首の骨をスキャンすることで大まかな年齢を把握することができます。

今回は招集される選手全てがMRI検査を受けるよう要請されていることから、年齢詐称によるスキャンダルはかなり少なくなることが予想されますね。

現地のジンバブエ人の情報によると、年齢詐称が最も多いという事で有名な国はナイジェリアとカメルーンなんだとか。



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