こんにちは。編集長です(https://twitter.com/YAMATO22224)。

先日ケニア人として初のJリーガーとなるマイケル・オルンガ選手の柏レイソル移籍が発表されました。

実は、アフリカサッカージャーナル内ではこれまでも再三オルンガ選手のポテンシャルと能力の高さについては言及してきました。

今回は、そんなオルンガ選手の移籍そのものが日本の市場にもたらす可能性について見ていきたいと思います。

そもそもマイケル・オルンガ選手とは?

自身の理想のタイプを元オランダ代表FWファンペルシーと名乗る通り、ポストプレー、空中戦、そしてゴール前でのシュート技術などのすべてにおいて一級品のストライカーです。
スゥエーデン、中国、スペインで実績を残してきました。

オルンガ選手の特集記事はバックナンバーをご覧ください!

オルンガ選手がなぜ“今”必要とされたのか?

そもそもなぜ今オルンガ選手が必要とされたのでしょうか?

これは、現柏レイソルの加藤監督の意向が強く反映されているとされていますが、一番の魅力は“独力”で点を奪い取ることができるところでしょう。

編首長もアフリカでヨーロッパのスカウトの方々とお話しすることがありますが、最も求めている力は“個”で違いを出せるという事です。

故に、求められるポジションもFW、DM(守備的)の需要が圧倒的に多いのが現実です。

オルンガ選手の弱点

期待一杯のオルンガ選手ですが、1つ大きな弱点があります。

それは、戦術への適応能力が極めて低いという点です。

実際に、特に高度な戦術理解が求められるスペイン1部のジローナに所属した際には類まれな身体能力を高く評価されながらも監督が求める動きを継続できないとしてスタメンに名を連ねる機会は極めてまれでした。

実は、この戦術適応能力の低さはアフリカ各国で若年層を過ごしたアフリカ出身の大きな課題と言われており、この課題を克服できずに消えていく選手が後を絶たない状況なのです。

オルンガ選手の移籍が持つ可能性とは?

今回、ケニア人選手初となるJリーガーとなったオルンガ選手ですが彼がもし活躍するようなことがあればサッカー後進国と目されていたケニア、ウガンダ、ジンバブエなどの国の選手たちが大きな注目を浴びることになることは間違いありません。

ちなみに、このあたりのアフリカでサッカー指導を長くしている編集長ですが、オススメはジンバブエです!

この国の選手が持つ、メンタリティ、能力、ポテンシャルは計り知れません。

彼の活躍いかんによってはよち多くのアフリカ人選手が日本に行くことになるかもしれませんね。

頑張れ!オルンガ選手!



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