こんにちは。編集長です(https://twitter.com/YAMATO22224)
アフリカサッカーと言えば、その類まれな“身体能力”に多くの目が行きがちですが、実は他にも多くのスロトングポイントがあります。
また、それと同じように多くのウィークポイントも併せ持ちます。
今回は、4年に渡りジンバブエ、ルワンダ、ウガンダ、ケニア、ボツワナ、南アフリカで3000人以上にサッカーの指導をしてきた編集長が“まだ多くの人に知られていない”アフリカサッカーの大きな問題点についてお話していきたいと思います!
アフリカでのサッカー指導経験を通して気が付いた“課題”とは?
編集長がアフリカでプロサッカー選手、指導者としての経験を通して気が付いた大きな課題。
それは、
コレです!
そうです。
“シュート技術の低さ”
です。
編集長はこれまでにアフリカ最高レベルのCAFチャンピオンズリーグや国際Aマッチなど約100試合以上の試合を観戦してきましたが、その“決定力の低さ”、つまり“シュート技術の低さ”は致命的ともいえるほどの低さなのです。
具体的には、
✔まずシュートが枠に飛ばない!
✔ボールを上手くミートできない!
✔クロスを上手く合わせることができない!
編集長はこれまでに数えきれないほどこのようなシーンを見てきました。
日本でも“決定力不足”は深刻な問題とされていますが、ここアフリカのそれは日本の遥か上をいっているほどの惨状だと言えます。
それでは、その原因はどこにあるのでしょうか?
シュート技術に問題を抱える原因とは?
編首長はその原因が2つあると考えます。
それは、
1.練習“内容”に問題がある!
2.練習“環境”に問題がある!
というものです。
ここはこれらの問題を解決する為には非常に大切になるので一つ一つ丁寧に見ていきましょう!
1.練習“内容”に問題がある!
さて、1つ目の『練習“内容”に問題がある!』ですが、編集長はこれまで数多くのプロチームや代表チーム、アカデミーの練習を見てきましたが、シュート練習をしているところを見たことがありません。
かつてブラジルの英雄ジーコが、
“シュートは習慣”
とシュートだけは身体に擦りこませる必要がある技術だと説いていましたがアフリカではまずそのような練習が行われません。
FWだけ残してのシュート練習などもない為に、シュートが決まらない状況もある意味納得いきます。
2.練習“環境”に問題がある!
2つ目は、『練習“環境”に問題がある!』です。
ご存知の通り、なかなか満足なサッカー道具や環境がないアフリカですが、“ゴールにゴールネットが付いていない”いう現象が、シュート練習を練習メニューから外してしまう際たる原因ではないかと考えています。
有名なアカデミーやビッククラブでさえもゴールにネットを付けるのは“試合の時だけ”ということが珍しくありません。その理由は“盗難防止”なのですが、このような状況を少し改善できればシュート練習の頻度が上がる可能性があります。
そのような状況下でも
(ケニア代表のストライカーであるマイケル・オルンガ)
そのような状況下でも、エトーやドログバ、柏レイソルで活躍するオルンガのようなストライカーが次々と出てくるアフリカ。
彼らの多くはその“身体能力”を買われて獲得されていくわけですが、幼少期に基礎的な技術、とりわけシュート技術などを養っておくことで将来さらに活躍できる選手になれることは言うまでもありません。
アフリカ人選手の可能性
アフリカ人の選手は往々にして身体能力が高いために、今後さらに有能なストライカーが輩出されることは間違いありません。
しかし、編集長はそのずば抜けた身体能力をGKの分野でも活かせるのではないか?
とその可能性を模索しています。
実際に、スペイン1部のマジョルカで一世を風靡したナイジェリアの伝説的GKであるカメニなどの例があるだけに適切な指導をすることで偉大なGKが生まれる可能性が非常に高いと言えます。
(スペインで長らく活躍したカメニ)
いずれにせよ、可能性に満ちたアフリカサッカーは今後さらに注目するにふさわしいと言えるでしょう。
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