こんにちは。編集長です(https://twitter.com/YAMATO22224)
今回は非常に興味深いお話です。
スペインの名門バルセロナが先日ケニアのサッカー協会を訪問し、本格的なアカデミー設立に向けた話し合いを行いました。
その狙いと可能性について考察していきます!
そもそもバルセロナってどこ?
FCバルセロナはスペインのバルセロナを本拠地としたレアルマドリードと並び、言わずと知れた超名門クラブです。
在籍選手にはあのアルゼンチン代表のリオネル・メッシ選手は、ウルグアイ代表のルイス・スアレス選手などそうそうたる顔ぶれがそろい、国内リーグは勿論のことCLでも圧倒的な優勝回数を誇ります。
そして何よりも特質すべき特徴は彼らが持つアカデミーです。
バルセロナのアカデミーは“カンテラ”と呼ばれ、世界中から選び抜かれた各年代精鋭たちがマシアと呼ばれる選手寮で未来のバルセロナ選手を夢見て日々トレーニングに励んでいるのです。
メッシ選手もバルセロナのカンテラ出身の選手の1人であり、アカデミーからトップチームまで一貫したて哲学と確かな育成法は世界一の評価を受けています。
編集長も2017年に行われたワールドチャレンジでU12のバルサの選手たちに試合を観戦しましたが、その圧倒的な戦術理解と高いスキルでまるで大人のようなサッカーをするバルサアカデミーの選手たちに感動したことを今でも覚えています。
バルセロナはなぜケニアを選んだのか?
それではバルセロナはなぜケニアを選んだのでしょうか?
そこには3つの理由があるように思います。
それは、
✔近年タレントを多く輩出している!
✔経済が安定している!
✔サッカービジネスが発展途上である!
という理由です。ここはケニアとアフリカサッカーを理解するうえでも重要なところですので詳しく見ていきましょう。
1.近年タレントを多く輩出している!
実は、近年ケニアのサッカーはヨーロッパや中国からかなり高い評価を受けています。
その一番の要因は、スペインリーグである程度結果を残した現柏レイソルのオルンガ選手やトッテナムホットスパーズで活躍するワニャマ選手のような優秀な人材が多く輩出されていることが挙げられます。
特に、ケニアの選手は周辺国に比べても身体も大きく、身体能力が非常に高くゲームの中で違いを生みだせる選手が多いこともその1つの要因であると考えられます。
2.経済が安定している!
ケニアはアフリカのHUB(日本のバーのHUBじゃないです(笑))の異名を持つほど経済が発展しており、ケニアの通過であるケニアシリング(KSH)は日本円とほぼ同じくらいの力を持ちます。経済も非常に安定しており、ジンバブエなどのようにハイパーインフレになる可能性もありません。
また、サッカースクールやアカデミーを開いた場合に月額で日本円にして8千円程度を支払えるいわゆる富裕層が多く存在していることも魅力の1つでしょう。
このような安定した基盤は、ある程度腰を据えてビジネスをやる上では欠かせない要素であり、ここまでの好条件を兼ね備えた国はアフリカ各国を見渡しても稀であると言えます。
3.サッカービジネスが発展途上である!
さて、3つ目の“サッカービジネスが発展途上である”についてです。
実は、アフリカサッカーの強豪国であるセネガルやガーナなどの国は既に多くのヨーロッパのクラブチームが進出しておりいわゆる“飽和状態”である上にクラブや選手の価格が非常に高いことで知られています。
それに対してケニアはサッカー後進国であるために、サッカービジネスは盛んではなく、参入の余地がまだまだあるのです。
バルセロナ×ケニア
個人的にはケニア人の高い身体能力とバルサの繊細な戦術や技術がマッチングされた姿を見るのが非常に楽しみです!
ケニアから第2のメッシが誕生する日が待ち遠しいですね!
日本の投資家の方やサッカー関係者の方はケニアかポテンシャルの高いジンバブエでアカデミーやスクールを開くことを個人的におすすめしています!
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