こんにちは。編集長です(https://twitter.com/YAMATO22224)。

今日も嬉しいお知らせです!

本田圭佑選手が主宰し、編集長がコーチを努めるアフリカドリームサッカーツアーにおけるケニアの活動を通して史上2人目となるサッカーアカデミーの特待生入団者を輩出することができました!

今回はある少女がそんな大きな夢を叶えるまでの物語をご紹介したいと思います!

そもそもアフリカドリームサッカーツアーケニアとは?

そもそもアフリカドリームサッカーツアーケニアとはどのようなことをしているのでしょうか?

アフリカドリームサッカーツアーケニアでは、東アフリカ最大と言われるキベラスラムの中にあり、日本人の早川千晶さんが運営されている“マゴソスクール”の子供たちに対して週2回無料でサッカースクールを開催し、能力のある子供を現地の有望アカデミーにプロデュースするというプログラムです。

“スラムで生まれた者はスラムで死ぬ”

こんな言葉があるほど、抜け出すことが難しいスラム街という過酷な環境の中でサッカーを通して問題解決の一助になることを目的としているプロジェクトです。



ある少女との出会い

本プロジェクトがスタートして1年が経過しようとしています。

多くの血気盛んな男の子たちに混ざり、毎回必ず練習に参加し、黙々と練習に取り組む少女がいました。
そんな彼女の名前は、“チャリティ”。

そんな姿に感銘を覚えた編集長は一度彼女と話をしたことがあります。

サッカーになみなみならぬ情熱を叶向ける理由を聞いてみたところ、

“ずっとサッカーが大好きでプロの選手になりたい”

と考えていたことがわかりました。しかし、スラム街の中では練習する場所を見つけることができず何としてもチャンスを掴みたいという趣旨の話をしていたことを覚えています。

彼女に千載一遇のチャンスが

アフリカドリームサッカーツアーケニアでプロジェクトの提携をしているケニア最大のサッカーアカデミーであるLIGINDOGOには女子チームが存在しません。

彼女の真摯な姿勢に胸を打たれたプロジェクトのスタッフたちは、彼女のために新たな受け入れ先の模索を約束します。

幸いにも、本プロジェクト自体が営利目的ではなく、子供たちの未来のためのものであるという認識で広く理解を得ることができ、LIGINDOGO以外にも新たな繋がりができ始めていた時でした。

そんなある日、

NIGHT FCというアカデミーと練習する機会があり、チャリティのプレーがコーチの目に留まり“特待生”としてのトライアルに参加できる運びとなったのです!

その前に、NIGHT FCとは?

NIGHT FCは2017年に設立された新興アカデミーですが、経験豊富なコーチ陣と恵まれた練習環境を提供することで一躍ナイロビでは人気アカデミーとなり、既に会員数が100人を超えています。

トレーニングは子供たちの通学期間は週に2回。休業期間には週に5回の行われ技術を磨くことができます。

U11~U15までのカテゴリーを抱え、“サッカーを通して立派な人間を育てる”という哲学基に日々トレーニングが行われています。

近年では、あの名門アーセナルとの共同プロジェクトも行い勢いがあるアカデミー―であると言えます。



トライアルの様子

チャリティにNIGHT FCから課されたトライアルの内容は“4回の練習参加”の様子を見て決定するというものでした。

初回の練習では、極度の緊張から一言も言葉を話せず少し厳しい状況に置かれましたが、残りの3回のトレーニングでは“後悔しないように思いっきりトレーニングをする!”という共通理解のもとである意味開き直ってプレーすることができるようなりました。

そして勝負の4回を終え、歩み寄ってきたNIGHT FCのチームコーチの答えは…

“見事合格!!!”(祝)

というものでした。

さらに、15歳までの2年間特待生として育成し、つながりを持つ女子のチームに入団できるように指導してもらえる旨を伝えてもらいました。

チャリティは継続的に恵まれた環境と優秀なコーチのもとで練習できる環境を手に入れ、嬉しそうに微笑んでいました!

チャリティのトライアルでのプレーとインタビューはこちらから!
↓↓↓

周囲の評価

チャリティは双子、妹がいるそうです。家で、入団の一報を仲の良い妹にしたところ普段は運動をしない妹が運動を始める準備をしたとかしないとか(笑)

両親も大変に祝福してくれたそうです。

そして、

NIGHT FCのチーフコーチであるパブロ氏からは、

今後力を入れていく女子サッカーでNIGHT FCの中心選手として頑張ってもらいたい。その素質は十分にあると考えています。

との言葉を頂き、多くの人に祝福された新たなスタートを切れることになったのです!

最後に

このようなプロジェクトに従事していると特に感じることがあります。

それは、

“本気になっている人は多くを語らなくてサポーターが増える”

というものです。

実際に、今回見事アカデミーへの特待生入団を勝ち取ったチャリティも“超”が付くほどシャイな性格をしていますが、そんな彼女が多くの人を魅了するのは他ならぬ彼女の態度や姿勢なのです。

このような姿は若干13歳の少女でも尊敬に値するし、学ばなければと背筋が伸びる思いでした。

いつも通り、編集長は最後にプロになり、見事ケニアのナショナルチーム入りを果たした暁には試合に招待するように無理やり約束しておきました!(笑)

FIGHT!チャリティ!

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