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この度アフリカで事業を展開している本田圭佑がジンバブエへの進出を表明し、一躍“時の国”となっているジンバブエ共和国ですが、その狙いはどこにあるのでしょうか?

今回は、知る人ぞ知る「タレント王国」ジンバブエのサッカー事情について解説していきたいと思います。

そもそもジンバブエってどんな国?

ジンバブエ共和国は南部アフリカに位置し、人口は東京都と同程度、面積は四国と同じくらいの内陸国です。
そんなジンバブエはかつて、“アフリカの穀物庫”“アフリカ最大の教育大国”などの愛称で周辺のアフリカ諸国から憧れの眼差しで見られていましたがロバート・ムガベ前大統領の失政が響き、ハイパーインフレを引き起こすなど不安定な経済が続いています。

あまり良い噂を聞かないジンバブエですが、なぜ今注目を集めているのでしょうか?

ジンバブエが持つ底知れぬサッカーのポテンシャル

経済の発展とサッカーの強さは比例する

とよく言われますが、その言葉が唯一当てはまらない国がジンバブエなのです。アフリカ大陸で最も整備されているといわれる南アフリカプレミアリーグにおいてもジンバブエの選手は数多く在籍し、現在ではベルギーリーグなどをはじめとしたヨーロッパでも数多くの選手が活躍しているのです。

その強さの秘訣は、ジンバブエ人が持つ“規律”“勤勉性”であると言えます。

一般的にアフリカと言えば時間や規律にルーズだというイメージをもつ人が多いと思いますが、ジンバブエ人の選手達はアフリカで最も規律を持ったサッカー選手とお言われるほどの自制心と自主性を兼ね備えているために他の国との大きな差別化ができているのです。

また、ジンバブエの選手たちは高いサッカーIQを誇るために、周辺国に比べてフィジカル的に恵まれていない中でまるで日本人のような的確な状況判断ができる選手が多いことが特徴なのです。

ジンバブエの有名選手TOP3を紹介!

それでは、ここでジンバブエのスター選手を3人紹介していきます!

カーマ・ビリアット選手

カーマ・ビリアット選手は“ジンバブエのクリスティアーノ・ロナウド”という愛称で親しまれ、南アフリカの名門カイザー・チーフスでプレーしています。先のクラブW杯では当時のアフリカ王者マメロディ・サンダウンズの一員として来日し、鹿島アントラーズの選手を相手にFWとして好プレーを見せていたことは記憶に新しいのではないでしょうか?
【カーマ・ビリアット選手のプレーはこちらから!】

コスタ選手

全盛期にはアフリカ3本の指に入るヘディンガーと呼ばれ、その滞空時間の長いヘディングは攻撃においてもディフェンスにおいても相手の大きな脅威となっていました。チェコの名門スパルタ・プラハでプレーし、ELなどの高いレベルでも活躍を見せており、現在ヨーロッパのビッククラブが熱視線を送る逸材DFです。
【コスタ選手のプレーはこちらから!】

ナクンバ選手

ジンバブエ2部リーグからオランダの名門アヤックスで不動のレギュラーとなり、現在はベルギーで大活躍するジンバブエで最も市場価値の高い選手です。リバプールのクロップ監督が直々に欲しい選手として名前をあげたことでさらに有名になりました。
【ナクンバ選手のプレーはこちらから!】

サッカー以外でも明るい希望が…

2018年に長年続いたムガベ大統領政権に終止符が打たれ、これまでの排他的な政策を一転して再び外資を取り入れるための政策を加速させています。その取り組みの1つがこれまでジンバブエで起業する際には6(ジンバブエ人)対4(日本人)の株式でなければならないというルールがありましたが、これが一新され外国人100%の法人の設立が可能になりました。これを機に既に日系企業が2つ設立されるなど再び巻き返しが始まる兆しがあるのです。

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