悩んでいる人悩んでいる人

謎に包まれているサッカーのアフリカナショナルチームの内部事情に関心があります。
特に、給与や環境、コロナ禍の状況下でどのようになっているのかが知りたいのですが・・・

本記事はそんな悩みを解決します!

本記事の内容
・サッカージンバブエ代表のフィジカルコーチを紹介
・サッカージンバブエ代表のフィジカルコーチに聞くナショナルチームの内部事情
・最後に・・・

アフリカぞうアフリカぞう

本記事の信頼性
・アフリカプロサッカー選手経験者
・アフリカにてプロサッカーコーチ経験者
・アフリカ大陸指導者ライセンス取得者
・アフリカにてサッカーアカデミーを運営中

本記事を書いている編集長は恐らく日本で最もアフリカサッカー事情に明るいサッカー指導者だと言えます。

アフリカでサッカー選手やコーチを4年ほどしていました。そんなアフリカサッカー最前線の情報を知る編集長が今回は良き友人であり、サッカージンバブエナショナルチーム代表のNashaさんにアフリカサッカーナショナルチームの内部事情をインタビューしてみました。

サッカージンバブエ代表のフィジカルコーチを紹介

サッカージンバブエ代表のフィジカルコーチを2019年よりつとめているのがNashaです。
Nasha は代表チームのチーフフィジカルコーチを務める傍らN・CHEALTH&WELLNESS CONSULTANCYのCEOを務め、ジンバブエスポーツ学の最高峰NASTで取得した博士号とプロサッカーチームにてフィジカルコーチとして得た豊富な経験を活かして現地のコーチやスポーツ関係者にスポーツサイエンスの講義やサッカーにおける効果的なフィジカルトレーニングのセミナーやコースを開講しています。

今回は、そんなジンバブエが誇る一流のフィジカルコーチにアフリカのサッカーナショナルチームの気になる事情についてインタビューしていきたいと思います。

サッカージンバブエ代表のフィジカルコーチに聞くナショナルチームの内部事情

アフリカぞうアフリカぞう

Q:簡単な自己紹介をお願いします。


はい。私はNASHAと言います。スポーツ科学が専門で現在はサッカージンバブエ代表のフィジカルコーチを務めています。

アフリカぞうアフリカぞう

Q:コロナ禍の中で、ジンバブのサッカー環境はどうですか?


コロナウイルスの影響でロックダウンの指示が下り、ジンバブエの国内サッカーはすべてストップしました。ここにきてようやくジンバブエプレミアリーグの再開が来週(2020年11月)から実施される予定になっています。
サッカー以外にも、国内が経済的に非常に困窮しています。

アフリカぞうアフリカぞう

Q:ジンバブエ代表の特徴を教えてください。


ジンバブエ代表はチームとして非常にハードワークをするという伝統がります。
一方で、イングランドのプレミアリーグ、アストンヴィラで活躍するマーベラス・ナカンバ選手などの才能豊かな選手も台頭してきています。
若いタレントを多く抱えるジンバブエ代表は今後のアフリカサッカーを牽引できる存在になれると確信しています。

アフリカぞうアフリカぞう

Q:ジンバブエ代表のレベルを教えていただけますか?


ジンバブエ代表のFIFAランクは111位と決して高くありませんが、南部アフリカの大会では常にトップ3に入るなど優秀な成績を収めています。
一方で、今後のジンバブエサッカーを担っていく選手の育成が上手くいっていなのが大きな課題です。今後どのように才能ある若手選手を育成していくかが大きな命題であると思います。

アフリカぞうアフリカぞう

Q:ジンバブエ代表監督の印象を聞かせてください


ジンバブエの代表監督はクロアチア人のロガルシック監督(Zdravko Logarusic)を招聘しました。ロガルシック監督はこれまでにケニアやスーダンなど10年以上にわたってアフリカにてサッカーの指導を行ってきたアフリカサッカー指導のエキスパート。
4-4-2を軸とした堅守速攻が持ち味ですね。ジンバブエがこれまで主体としてきたポゼッションスタイルから「結果」を求める現実的なスタイルへと変貌を遂げようとしています。

アフリカぞうアフリカぞう

Q:ナショナルチームのフィジカルコーチで大切なことは何ですか?


大切なことは本当にたくさんありますが、本当に大切なことは「監督が求める強度・耐久性」に90分間耐えることができるコンディションを作り上げること。そして、コンディションの仕上がり具合を常にスタッフと共有し、練習メニューの構築に役立てることですね。

アフリカぞうアフリカぞう

Q:なるほどです。この度は貴重な話をありがとうござました。

こちらこそありがとうございました。

最後に・・・

アフリカのサッカー事情はなかなか耳にする機会がなく遠い存在のように感じられるかもしれません。
しかし、柏レイソルで大活躍するケニア出身のオルンガ選手活躍により今後ますますその注目度は上がっていくことでしょう。