【ジョン・マリ】アビスパ福岡が獲得したカメルーン人ストライカーの実力・実績を徹底分析

本記事はそんなお悩みを解決します！

✓本記事の内容
・ジョン・マリ選手の経歴
・ジョン・マリ選手の特徴・プレースタイル
・ジョン・マリ選手のアビスパ福岡での起用法
・ジョン・マリ選手のプロフィール・市場価格
・最後に・・・

✔本記事の信頼性

今シーズンのJリーグにおけるアフリカ人選手獲得旋風の火付け役となったケニア代表のマイケル・オルンガ選手。
その圧倒的な身体能力と高さ、スピード、シュートスキル、そして高度な戦術理解度に加えて素晴らしい人間性。そして置き土産に7億円もの移籍金をクラブに残してくれた「ミカ」ことオルンガ選手。
そんな彼の活躍に触発を受けて多くのJリーグクラブがアフリカ人選手をこぞって獲得しています。
今回は、そんなアフリカ人選手獲得旋風に乗ったアビスパ福岡が獲得したカメルーン人ストライカージョン・マリ選手について徹底分析していきたいと思います。

ジョン・マリ選手の経歴

ジョン・マリ選手はナイジェリア生まれのカメルーン代表ストライカーです。
2000年～2011年までカメルーン国内のユースチームであるAS Fortuna de Mfou Yaoundé’s youth teamに所属した後、2012年にタイの名門ブリーラムユナイテッドに加入すると、その後3シーズンをタイで過ごし、合計4シーズンで52試合28ゴールの活躍をみせます。
その後、セルビアに2年、スロベニアに1年と経験を積み、2018年から中国のスーパーリーグでプレーし、2シーズンで32試合20得点の活躍をみせていました。
また、カメルーン代表としてはU20代表、そしてA代表に選出された実績を持ちます。

ジョン・マリ選手の特徴・プレースタイル

ジョン・マリ選手の最大の特徴は、

“サイドからのクロスに合わせるシュート技術”

です。

最も得意とするポジションはセンターフォワードで、得点の半分以上がサイドからのクロスに対して合わせる形で奪っています。

また、強靭なフィジカルを活かして相手を背負った状態でも懐深くボールをキープしてくれるためにくさびのパスをあらゆる箇所から入れやすくなり、攻撃のスイッチを入れるポイントを増やすことができるようになるでしょう。

良く言うと元ドイツ代表のクロ―ゼ選手の足元が無いバージョンン選手だと考えてもらえればイメージが湧きやすいかもしれません。

ジョン・マリ選手のプレーの特徴（強み）

・クロスに合わせる技術
・攻守におけるヘディングの高さ
・縦パスを引き出すポストプレー

ジョン・マリ選手のプレーの特徴（弱み）

・継続した動きができない（体力のなさ）
・足元の精度（パスやシュート）の技術がそこまで高くない
・攻守の切り替えが遅い

ジョン・マリ選手のプレー集はこちらから！

ジョン・マリ選手のアビスパ福岡での起用法

アビスパ福岡での起用法はCF一択でしょう。

石津や志知、サルモンソンから高精度のクロスを供給し続けることができれば大活躍できる可能性があります。

一方で、長谷部監督が用いるハードワークと4－4－2という特性との相性があまり合わない可能性も十分に考えられると同時に、ブルーノ・メンデスとのコンビネーションが合うかどうかという不安材料も多くあるために、アビスパ福岡としてはジョン・マリ選手を期限付き移籍で獲得した理由も頷けます。

ジョン・マリ選手のプロフィール・市場価格

ちなみに今回獲得したジョン・マリ選手の市場価格はTransfer Marketによると約€300th(2千万円程度)。福岡で大活躍し、完全移籍に移行できれば将来的にオルンガ選手のように7億円程度の移籍金を置き土産に移籍してくれる可能性も大いにあるでしょう。

最後に・・・

サミュエル・エトー選手やパトリック・エムボマ選手など数多くの一流ストライカーを世界中に輩出してきたカメルーン。

編集長もアフリカのサッカーアカデミーでコーチをしていた際にその大きなポテンシャルと選手の市場価格の安さ、さらにはアフリカでは珍しい経済基盤やインフラの安定などに大きな可能性を感じていました。

カメルーンに可能性に関して以下の記事で深堀しています。興味があればリンクから飛んでみてください！

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