こんにちは。編集長です(https://twitter.com/YAMATO22224

突然ですが、ワールドカップでアフリカのサッカーを見たことがある人は大体想像がつくのではないでしょうか?

(引用:ekstrabladet.dk)

アフリカサッカーと言えば、

「パワーフットボール」

という概念はサッカー界ではもはや定説ですよね?

確かに一昔前は、

・ただ前に早く蹴る!
・運よく裏に抜ける!
・足が速いFWが得点する!

というサッカーを志向するアフリカのチームが大半を占めていました。

しかし、近年では「堅守速攻」というアフリカの特徴は変わらずとも、アフリカのパワーフットボールは確実に変わりつつあります。

それでは、何がどう変わってきたのでしょうか?


変化の時を迎えるアフリカのパワーフットボール

「従来のパワーフットボール×戦術」

これが、大きな変化であると言えます。

つまり、

“ただ蹴るだけではなくなってきたのです”

彼らが今でもパワーフットボールをする理由は単純明快。

それは、彼らの“身体能力”という最大の武器を最も活かせるからに他なりません。

そして、近年ではそこに確かな「思考」、つまり「戦術」が加わりました。

具体的には、2017年のAfricaNationscupでカメルーンが採用したような「狭く攻めて狭く守る」という通称「クローズフットボール」というスタイルです。

これは、ボールを奪われた後の「守備」を最優先にした考え方で、ボールの周囲に人を多く配置することでボールを奪い返しやすくしています。
この戦術を採用する際には「サイドチェンジ」を禁止することも珍しくない。選手がピッチに広く散ることを防ぐためだと言えます。

実は、この戦術はアフリカに限ったことではありません。

現在では名将として知られるアトレティコ・マドリットのシメオネ監督などヨーロッパのトップレベルでも採用されているスタイルなのです。

今後、アフリカの「パワーフットボール」がどのように変化していくのか。

まだまだ目が離せませんね!


お知らせ!

編集長が代表を務めるNGOジンバブエ侍フットボールプロジェクトがジンバブエでサッカーアカデミーを設立しました!

ジンバブエ侍フットボールアカデミー(ZSFA)とは?

ジンバブエ侍フットボールアカデミー(ZSFA)とは、「ジンバブエの厳しい環境下にいる子供達の可能性を広げる」ことを最大の目的として2018年に設立されたサッカーアカデミーです。

その最大の特徴は、編集長が4年間の間にアフリカ5ヵ国3000人以上の子供たちを指導する中で「アフリカ人の身体能力×サッカーIQ×日本人のメンタリティ」を最も効率的に落とし込むことができる「ZSFAメソッド」を使ったトレーニングだと言えるでしょう。

この“ZSFPメソッド”を通してジンバブエから世界で活躍できる選手の育成を目指します。

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