こんにちは。編集長です(https://twitter.com/YAMATO22224)
アフリカ人の身体能力は本当に高いのか?
これは実際にアフリカでサッカーを指導している著者が密かに抱いていた疑問です。
これまでに、ジンバブエ、南アフリカ、ボツワナ、ルワンダ、ケニアに実際に赴き、多くの選手を見てきたが、“身体能力”ばかりがクローズアップされているほど実は能力が高くないのでは?・・・
と感じたことも少なくありません。
今回は、そんな疑問を払拭する意味も込めて体力テストを敢行していたいと思います!
アフリカで実施した体力テスト内容
テスト内容は以下の4つです。
・シャトルラン
・反復横跳び
・50M走
・腹筋(30秒間)
また、対象となる子供たちはケニアのU12~U15の子供たちです。
それでは、早速数値を日本のものと比較してみましょう!
日本との比較(12歳時点)
今回は、12歳の時点での身体能力の比較を
・シャトルラン
・反復横跳び
・50M走
の3種で比較してみます。
種目 | 今テスト最高数値 | 日本平均(12歳男子) |
---|---|---|
50m | 7.45(秒) | 8.48(秒) |
反復横跳び(20秒間) | 51回 | 49回 |
シャトルラン | 120回 | 56回 |
ご覧の通り、それぞれの分野で日本よりも高い数値を記録しているが、特筆すべきはその「持久力」。
ケニアではマラソンが有名であるが、12歳時点でシャトルラン120回以上は本当に驚異的な数字ですね。
(非常に高い数値をたたき出した少年)
勿論、人によるが、やはりアフリカ人の運動能力は総じて高いようです。
今後、さらに細かなデータを取って検証していきます!
最後に・・・
アフリカで生きていくということは、なかなかストレスがたまります。
それらを上手く流す術がなければ恐らく頭がおかしくなってしまうことでしょう。(涙)
これは恐らく旅行やボランティアでいる人にはなかなか理解してもらえない気持ちかもしれませんが、アフリカで何かをしたいと言う人たちはきれいごと抜きにこの「強烈なストレス」との闘いをまず乗り越えなければならないのだと思います。
はぁ~もっと器が大きな人間ならな・・・
と何度感じたでしょうか。
しかし、これも大きく成長することができるチャンスかもしれませんね!
サッカーの選手も指導者も「ストレスやプレッシャーへの対処」は非常に大切なものでからね。
というわけで、今後週に1回ほどアフリカで実際に仕事や生活をする中で見えてくる困難や問題、逆にいい所を連載していきたいと思います!
お知らせ!
編集長が代表を務めるNGOジンバブエ侍フットボールプロジェクトがジンバブエでサッカーアカデミーを設立しました!
ジンバブエ侍フットボールアカデミー(ZSFA)とは?
ジンバブエ侍フットボールアカデミー(ZSFA)とは、「ジンバブエの厳しい環境下にいる子供達の可能性を広げる」ことを最大の目的として2018年に設立されたサッカーアカデミーです。
その最大の特徴は、編集長が4年間の間にアフリカ5ヵ国3000人以上の子供たちを指導する中で「アフリカ人の身体能力×サッカーIQ×日本人のメンタリティ」を最も効率的に落とし込むことができる「ZSFAメソッド」を使ったトレーニングだと言えるでしょう。
この“ZSFPメソッド”を通してジンバブエから世界で活躍できる選手の育成を目指します。
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アフリカサッカージャーナルにおいても編集長の豊富なクラブ間、個人間の“人脈”を活かして有望な選手やクラブ間提携のお手伝いをさせていただくことが可能です!
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【編集長が代表を務める国際NGO】
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