こんにちは。編集長です(https://twitter.com/YAMATO22224)。

かつて日本代表を率いて日本をW杯ベスト16に導いた“白い魔術師”ことフィリップ・トルシエ。

アルジェリアをW杯ベスト16に導き、同じく日本代表をW杯出場まで導いたが、志半ばで解任されたハリルホジッチ。

実は、彼らはある共通のルーツを持つことをご存じだろうか?

それは、

「アフリカの地」から大きく飛躍した監督であるということ。

実は、彼らの他にも、アフリカの地で大きな成功を成し遂げ、監督として飛躍的にステップアップしていくという例は珍しくない。

実際に、ヨーロッパ、特にオランダとフランスの監督は常に代理人にアフリカでの仕事をリサーチさせているという。

ヨーロッパでは、アフリカ発ヨーロッパ行きの指導者の逆輸入モデルがすでに完璧に出来上がっている。

そんな、アフリカの地でロシアW杯の後に西野監督の後任としてサッカー協会がリストアップしている監督の中で最上位に上がっているという超イケメン監督が存在することを知る人はあまりない。

今回は、次期日本代表監督に抜擢される確率がかなり高い逸材を特別特集!

エルヴェ・ルナールとは!?

”エルヴェ・ルナール”

アフリカでこの名前を口に出せば、知らない人はほぼいない。

実際にアフリカに住む著者も彼の名前を聞いてみたがほぼすべての人が「あぁ!あのサッカー監督でしょ!」という感じで答える。

なぜ、ここまでアフリカで圧倒的な地位を築けたのか?

それは、アフリカの地で前人未到の記録を打ち立てたからに他ならない。

その記録とは、

世界で初めて“アフリカ・ネイションズ・カップ”を異なる2つの国で制覇した男

だからである。

参考までに付け加えると、“アフリカ・ネイションズ・カップ”とはアフリカでもっとも権威がある国際大会であり、Wカップの出場権がかかる大会でもある。

故に、アフリカ中の国が各国の誇りと威信をかけて鎬を削る。

必然的に、その注目度は最大級であり、自国の試合の際にはお店が休みになることも珍しくない。(著者がジンバブエにいた際には実際に仕事を休んで観戦する人が多く見られた)

この権威ある大会で最も結果を残した男がこのフランス人なのである。

それでは、エルヴェ・ルナールとはどんな男なのだろうか?



清掃員から監督になった変わり者!?

エルヴェ・ルナールはかの有名な元フランス代表の伝説のDFマルセル・デサイーなどと共に名門カンヌで育成されるも選手としては大きな結果を残すことはできなかった。

その後、清掃員を経て監督になったという変わり種の人物である。

アフリカ、アジア方面で活躍した名監督クロード・ルロワ氏のアシスタントとして抜群の信頼を寄せられていた。

そして、その後アフリカの代表監督として数々の栄光を掴んでいくこととなる。

エルヴェ・ルナールの実績とは?

エルヴェ・ルナール監督の実績を簡単に見ていく。

番号 指導年 チーム
1 1991-2001 SC Draguignan
2 2004 Cambridge United
3 2004 Song Da Nam Dinh
4 2005–2007 AS Cherbourg
5 2011–2013 Zambia
6 2010 Angola
7 2011 USM Alger
8 2011-2013 Zambia
9 2013–2014 Sochaux
10 2014–2015 Ivory Coast
11 2015 Lille
12 2016~ Morocco

1991年から2003年まではアシスタントコーチとして経験を積み、監督として指揮を執り始めたのは2004年のこと。

獲得した主なタイトルは、

タイトル チーム
2012 アフリカ・ネイションズ・カップ ザンビア
2015 アフリカ・ネイションズ・カップ コートジボワール
2017 ロシアW杯出場権獲得 モロッコ

特に、競合がひしめくW杯アフリカ予選を見事突破し、モロッコを見事5大会ぶり5度目のW杯出場へと導いた。

この結果を受けて、モロッコサッカー協会はすぐさま2022年までの契約延長を打診し、見事にその契約を勝ち取った。

日本代表との相性は?

ハリルホジッチの一件で誰もが理解したように、アフリカで結果を出せたとしてもそのサッカー哲学や戦術をそのまま日本代表に落とし込むという手法は多くのひずみを生む。

“縦に早く、デュエルが最重要視”されるアフリカと異なり、日本が求めているサッカーはより戦術的に、人数をかけた攻撃と守備を実現すること。

この命題をエルヴェ・ルナールはこなすことができるのか?

著者がアフリカ・ネイションズ・カップとWカップ予選を見た限りでは戦術や手法は限りなくハリル監督に近い。

しかし、本人が、

それぞれの選手や国によってスタイルを変える

と明言しているように攻守においていくつもの引き出しを持ち、それを選手や国民性によって使い分ける術を持ち合わせていることは大きな魅力である。

そのノウハウを日本代表で生かすことができれば日本サッカー界にとって大きなメリットになることは疑いようがない事実である。

最後に・・・

俳優顔負けのルックスを持っていることでも知られ、トレードマークは白シャツ。洗剤のCMにも登場するほど“白シャツ×ルナール”の認知度は高い。

CM映像

また、ルナール氏を語る上で最後に忘れてはならないことがある。

それは、ルナール氏は行く先々の国でとことん愛されていたということ。

それは、どこまでも選手と国の文化を尊重し、責任の所在はすべて自分が持つという“覚悟”から得られた産物であると言える。

指導力、ルックス、そして人間性を兼ね備えたルナールならば日本代表監督としても大きな仕事を成し遂げてくれるのではないだろうか。

編集長編集長

期待!!!



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