こんにちは。編集長です(https://twitter.com/YAMATO22224

元マンチェスターシティで現在はスペインリーグ1部に所属するスェ-デン代表のジョン・グイデッディをはじめとして数多くのプロサッカー選手を輩出しているのがケニア最大のサッカーアカデミーLIGINDOGO

今回は、編集長が実際に“コーチングダイレクター”として指導したLIGINDOGOを特集したいと思います!


ケニアNo1アカデミーLIGINDOGOとは?

“深い絆”

LIGINDOGOとはスワヒリ語でこのような意味を表します。

名前の通り、選手、コーチをはじめとしたすべての人がまるで家族のような深い関係で結ばれています。

LOIGINGDOGOは、

U-12,U-14,U-15,U-17,U-20,TOPの6つのカテゴリーを所有し、TOPチームは現在ケニアリーグ3部に所属(2018年現在)し、3年以内のケニアプレミアリーグへの昇格を目指して活動しています。

それだけではありません。

この6つのカテゴリーは“プラネット”と呼ばれる選抜されたチームでいわゆるサッカーエリートが火曜日、木曜日、土曜日、日曜日の週に4回技術を磨くだけでなく、スクールを土曜日と日曜日に開催し、総会員数は雄に400名を超えるアフリカでも有数のマンモスアカデミーとしてその勢いはとどまるところを知りません。


LIGINDOGOの人気の秘訣とは?

LIGINDOGOの特徴は大きく3つ。

それは、

1.充実した設備
2.優秀なコーチ陣
3.諸外国クラブチームとの提携

を実現していることです。

LIGINDOGOは天然芝のピッチを2面保有している。その他にはジムと簡易食堂をグランドに隣接させ、選手たちの育成を万全の環境でサポートしているのです。

また、全員がもとプロのサッカー選手であり、高い水準の資格を擁しているコーチを20人以上そろえており、質の高いトレーニングを提供しています。

さらには、ヨーロッパをはじめとした諸外国との連携も積極的に進めており、近年では日本のクラブとの提携も発表されました。


(アーセナルのラムジー選手も訪れた)

これらの特徴が他クラブとの大きな差別化となり、大きな広告を打たなくても自然と子供たちが集まり、入団を希望して毎週多くの子供たちがLIGIのグランドを訪れる好循環を作ることに成功したと言います。


LIGINDOGOの経営方法は?

LIGINDOGOはその経営方法が群を抜いて成功しており、近隣国のアカデミー関係者が視察に来るほどです。

その主な収入源は、

1.選手からの月謝
2.コーチングクリニックの実施(独自の資格を発行)
3.グッズ販売

の3本の柱。

LIGINDOGOは400人の選手達から毎月日本円にして3000円の月謝を得ているだけでなく、現地コーチに向けてコーチングクリニックを実施し、独自の資格を発行することで収入を得ています。

更には、施設内にサッカー道具販売店と、LIGINDOGOの練習着を販売することで経営の安定化を図っているのです。


(道具販売所)


(ジム)


(軽食を摂れる食堂)


(クラブハウス)

これは、LIGINDOGOのオーナーであるクリス氏の影響が非常に大きいと言えます。


(オーナーのクリス氏)

元大手企業のビジネスマンとしてならした経験はアカデミー運営に大きく役立っており、現在は、ケニアサッカー協会のユースダイレクターも引き受け、サッカー界とのパイプも深く強いものとなっています。

彼なくして、ここまでの成功はあり得ないと言えるでしょう。

【クリス氏に聞いたアフリカでサッカーアカデミーを成功させる秘訣はこちら】



LIGINDOGOの哲学とは?

LIGINDOGOは縦に速いと言われる一般的なアフリカサッカーとは一線を画す。

スペインの強豪“FCバルセロナ”理想に掲げ、個人の技術、IQを上げることに焦点を当てて日々一貫したトレーニングメニューを実施しているのです。

その効果は確実に結果を出し始めています。

2017年には、U13に所属するアムニがフランスの強豪パリ・サンジェルマンのセレクション委招かれ、最終選考まで残るという確かな成果を残しています。

(パリサンジェルマンの練習に招待されたアムニ)


最後に・・・

編集長はコーチングダイレクターとして、LIGINDOGOのU-12 からトップチームまでの全てのカテゴリーを指導しました。

そこでの印象はこれまでのアフリカで培った選手へのイメージを大きく覆すものでした。

何より、

”技術力が高い!”

”しっかりとした環境でサッカーをトレーニングすることでここまで変わるのか!”

っと感動したことを今でも鮮明に覚えています。

これまで、

“身体能力だけ!(泣)”

と言われていたアフリカサッカーが大きく変わろうとしています。

是非、日本のクラブもアフリカクラブとの提携やアフリカ市場への参入を早急にするべきですね!

【LIGINDOGO基本情報】

場所 ケニアナイロビNgong Road, Nairobi, Kenya
設立 2002年
代表 クリス
カテゴリー U12,U13,U15,U17,U20,TOP
会員数 400名
月謝 3000円



お知らせ!

編集長が代表を務めるNGOジンバブエ侍フットボールプロジェクトがジンバブエでサッカーアカデミーを設立しました!

ジンバブエ侍フットボールアカデミー(ZSFA)とは?

ジンバブエ侍フットボールアカデミー(ZSFA)とは、「ジンバブエの厳しい環境下にいる子供達の可能性を広げる」ことを最大の目的として2018年に設立されたサッカーアカデミーです。

その最大の特徴は、編集長が4年間の間にアフリカ5ヵ国3000人以上の子供たちを指導する中で「アフリカ人の身体能力×サッカーIQ×日本人のメンタリティ」を最も効率的に落とし込むことができる「ZSFAメソッド」を使ったトレーニングだと言えるでしょう。

この“ZSFPメソッド”を通してジンバブエから世界で活躍できる選手の育成を目指します。

☆詳しくはこちらから!☆
↓↓↓

ご連絡

アフリカサッカージャーナルにおいても編集長の豊富なクラブ間、個人間の“人脈”を活かして有望な選手やクラブ間提携のお手伝いをさせていただくことが可能です!
ご興味ある方は是非こちらから!

★アフリカ選手・クラブ調査・紹介サービス

【AFRICA-SOCCER-JOURNAL公式スポンサー】
ライティング事務所PORKSTAR


【編集長が代表を務める国際NGO】
【ジンバブ侍フットボールプロジェクト(ZSNP)公式HPはこちらから!】

お仕事のご依頼・お問い合わせはこちらから!