こんにちは。編集長です(https://twitter.com/YAMATO22224)
“薄給多忙”
残念ながら、日本の多くのサッカーコーチはこの悩みを抱えながら仕事をしています。
実際、私が某サッカースクールで働いていた際にも、
自分に夢が持てなくて、子供たちに夢を与えられるのか?
などという憤りのようなものを感じているコーチたちが本当にたくさんいました。
もし、今あなたがサッカーのコーチをしていて、
もし、あなたが同じような感情を抱いているとするなら、
どうしてもあなたに伝えたいことがあります。
それは、
“現状をいくら嘆いてもあなたの給与は変わらない!”
ということです。
むしろ、
いかにしてこのような状況から抜け出せるか?
ということに全身全霊をかけた方がより賢明であり、健全だと言えるでしょう。
心配する必要はありません。
今回は、このような悩みを抱えているあなたの為に、
アフリカでサッカーコーチをしている著者がアフリカコーチから学んだ“給与”を上げるためのとっておきの“秘策”を伝授します!
この秘策を実行することで数年後間違なくあなたの立ち位置は大きく変化していくことでしょう!
アフリカのサッカーコーチが行っている給与を上げるためのたった1つの“秘策”とは?
“自身を差別化するための努力”
アフリカのサッカーコーチが行っている給与を上げるためのたった1つの“秘策”です。
つまり、
星の数ほどいるサッカーコーチの中から
“そのコーチでなければならない理由を作る作業をしている”
と言い換えることができます。
具体的には、
・言語の習得
・資格の習得
・人脈の形成
という3つの努力をこれでもかというほどまでに必死に努力しているのです。
複数言語を操れることで、あなたは自身の市場を広くすることができます。
アフリカのコーチは自身でプレゼンを繰り返し、個人投資家からのスポンサーを獲得し、ヨーロッパでコーチングの資格を取得することも珍しくありません。
なぜなら、アフリカにおいてUEFAをはじめとしたヨーロッパの資格を取得することは仕事の安定を保障するからです。
実際に、著者がジンバブエで指導していた際、UEFAの資格を持ったコーチは同僚コーチの数倍の給与をもらっていました。
さらに、
彼らは“横の繋がり”のメンテナンスにもぬかりがありません。
お互いに困ったことがあれば進んで助け合います。
お互いに繋がり、情報を共有することがいかに大切なことかを完璧に理解しているのだですね。
求人サイトなど存在しないアフリカにおいて、仕事を運んでくるのは常に“人”です。
それが、普段話をしているとなりの人かもしれないし、その隣人の知り合いかもしれません。
しかし、いつ“いい話”が舞い込んでくるかわからないために彼らは準備を欠かすことがないのです。
つまり、彼らは
・言語の習得
・資格の習得
・人脈の形成
を通して他のコーチとの差別化を図り、自身に付加価値を付けているのです。
実際に私の友人の数人はこの3つの要素を丁寧に育み、代表監督や代表コーチ、アジアなどで仕事を得ています。
なんと素晴らしいマーケティングなことか・・・
(CAF指導者ライセンスB級講習会にて)
それでは私たちはどうでしょうか?
次に、このフォーマットを日本で使い、あなた自身を差別化する方法について考えていきます。
もし、私が日本でコーチをしていて給与を少しでも上げたい!
と考えるのであれば、アフリカで学んだ
・言語の習得
・資格の習得
・人脈の形成
この3つの要素をフルに活用します!
具体的には、
“英語”はマスト。
近年では中国、タイ、シンガポール、カンボジアなどのアジア諸国での日本人コーチへの需要は非常に高いです。
需要が高いということはそれだけ条件もよい場合が多いです。
知り合いの中国で働いているコーチは月給60万以上を得ている。アカデミーのコーチでこの待遇です。
このようなチャンスを得るためには“英語”の習得は必要不可欠。
著者は以前高校で英語を指導しており、現在はアジアでサッカー選手をしている人たちに向けての英語学習法のコンサルティングも行っているが、ここでいう“英語力”とは日本で重宝されるTOEICなどのそれとは異なります。
必要なのはリアルな“交渉力”。つまり、英語の反射神経。
これを最も簡単に養うことができのはOnline英会話です。
数ある中から私が推薦するのは最大手のRAREJOBである。カリキュラムや教材が豊富なのは勿論、毎日プライベートのレッスンを受けることができて月々5千円弱。最高のコスパです。
ここで、さらに視点を変えてみます。
ここまで英語を押しておいてこんなことを言うのも気が引けるが、実は“語学で差別化”を図ろうと考えるのであれば“英語”では物足りません。
なぜなら、英語は話せて当たり前の言語だからです。
大きく差別化を図るのであれば、英語とさらに1つマイナー言語の習得をオススメします。
これを実行することで、以前オシム前日本代表監督の通訳を務め、後にJクラブの監督にまで成り上がった間瀬氏のような道を切り開くことが可能になるのです。
間瀬氏は当時のジェフに数名のセルビア人が在籍し、オシム監督もセルビア語を話すところに着目し、自ら履歴書を送付することで活躍のチャンスを得ました。
“サッカー×マイナー言語”で他のコーチとの差別化を図った良い例と言えるでしょう。
次に、資格の取得です。
あなたが習得すべきはJFAではない!?
そう。
あなたが習得を目指すべきはJFAのライセンスではない。
なぜなら、JFAのライセンスには取得まで膨大な時間とコネが必要になる。
未だに年功序列と推薦制という江戸時代のような悪しき風習を大切に継承している。更に、そこで取得した資格は残念ながら大きな差別化になはなり得ません。
あなたが取得すべきは外国の指導者ライセンスです。
特に先筆したように、近年のサッカー熱の加速により日本人需要が高まっているアジアの指導者として実績とお金を稼ぐためにはAFC(アジアサッカー連盟)のライセンスを取得することをオススメします。
日本より数倍取得しやすい上に、あなたの市場を日本だけでなく、アジアに広げることができるだけでなく、AFCProという最上位のライセンスを取得することでJFAのS級との相関性も生まれ、結果的に時間の短縮にもなります。
さらに差別化を図りたい人は著者のようにCAF(アフリカ大陸指導者ライセンス)を取得することをオススメします。
実は、現在のアフリカはあなたのイメージとは異なる。また、謎のコーチだけ優遇制が存在し、選手の給与は月給3万円程度なのに対し、監督の給与が70万円などという現象も珍しくありません。
更に、実績を上げやすい市場であり大きなステップアップが期待できるフィールドであると言えるでしょう。
人脈形成が大切な理由・・・
もし、あなたが今サッカー界に大きな人脈がないとしたらそれは“給与が低い”という事実そのものよりも致命傷かもしれません。
なぜなら、サッカーのコーチという仕事は実は非常に“閉鎖的”です。
つまり、基本的にコーチたちが仕事を移動する場合にはコーチ同士による紹介が一般的なのです。
故に、いかにして早く優良な仕事が空きの状況であるかを知るためには、常に幅広いコーチ間の人脈が必要であり、そして何よりその人脈にしか最新の良い情報が落ちていることはまずありません。
明日から、1人ずつ、そして少しずつ丁寧に人脈を育んでいくことを始めなければならないのです。
これを実行することであなたの大きな助けになり思わぬ好条件の仕事を運んできてくれることになるのです。
まとめ
アフリカ人コーチたちのようにひたすらに“差別化”を継続することでNo1にはなれないかもしれません。
しかし、間違いなくONLY1になることはできます。
そして、もしONLY1になることができればあなたの仕事の幅は大きく変わるのです。
いくつかの仕事は何もしなくてもオファーという形であなたの元に届くようになるでしょう。
また、給与の交渉においても主導権を握れるようになるでしょう。(実際に著者も交渉し年俸をUPさせた)
お知らせ!
編集長が代表を務めるNGOジンバブエ侍フットボールプロジェクトがジンバブエでサッカーアカデミーを設立しました!
ジンバブエ侍フットボールアカデミー(ZSFA)とは?
ジンバブエ侍フットボールアカデミー(ZSFA)とは、「ジンバブエの厳しい環境下にいる子供達の可能性を広げる」ことを最大の目的として2018年に設立されたサッカーアカデミーです。
その最大の特徴は、編集長が4年間の間にアフリカ5ヵ国3000人以上の子供たちを指導する中で「アフリカ人の身体能力×サッカーIQ×日本人のメンタリティ」を最も効率的に落とし込むことができる「ZSFAメソッド」を使ったトレーニングだと言えるでしょう。
この“ZSFPメソッド”を通してジンバブエから世界で活躍できる選手の育成を目指します。
ご連絡
アフリカサッカージャーナルにおいても編集長の豊富なクラブ間、個人間の“人脈”を活かして有望な選手やクラブ間提携のお手伝いをさせていただくことが可能です!
ご興味ある方は是非こちらから!
【AFRICA-SOCCER-JOURNAL公式スポンサー】
ライティング事務所PORKSTAR
【編集長が代表を務める国際NGO】
【ジンバブ侍フットボールプロジェクト(ZSNP)公式HPはこちらから!】