“薄給多忙”

残念ながら、日本の多くのサッカーコーチはこの悩みを抱えながら仕事をしている。

実際、私が某サッカースクールで働いていた際にも

自分に夢が持てなくて、子供たちに夢を与えられるのか?

などという憤りのようなものを感じているコーチたちが本当にたくさんいた。

もし、今あなたがサッカーのコーチをしていて、

もし、あなたが同じような感情を抱いているとするなら、

どうしてもあなたに伝えたいことがある。

それは、

“現状をいくら嘆いてもあなたの給与は変わらない!”

ということだ。

むしろ、

いかにしてこのような状況から抜け出せるか!?

ということに全身全霊をかけた方がより賢明であり、健全である。

心配する必要はない。

今回は、このような悩みを抱えているあなたの為に、

アフリカでサッカーコーチをしている著者がアフリカコーチから学んだ“給与”を上げるためのとっておきの“秘策”を伝授する。

この秘策を実行することで数年後間違なくあなたの立ち位置は大きく変化しているだろう・・・

アフリカのサッカーコーチが行っている給与を上げるためのたった1つの“秘策”とは?

“自身を差別化するための努力”

アフリカのサッカーコーチが行っている給与を上げるためのたった1つの“秘策”である。

つまり、

星の数ほどいるサッカーコーチの中から

“そのコーチでなければならない理由を作る作業をしている”

と言い換えることができる。

具体的には、

・言語の習得
・資格の習得
・人脈の形成

という3つの努力をこれでもかというほどまでに必死に努力しているのだ。

複数言語を操れることで、あなたは自身の市場を広くすることができる。

アフリカのコーチは自身でプレゼンを繰り返し、個人投資家からのスポンサーを獲得し、ヨーロッパでコーチングの資格を取得することも珍しくない。

なぜなら、アフリカにおいてUEFAをはじめとしたヨーロッパの資格を取得することは仕事の安定を保障するからだ。

実際に、著者がジンバブエで指導していた際、UEFAの資格を持ったコーチは同僚コーチの数倍の給与をもらっていた。

さらに、

彼らは“横の繋がり”のメンテナンスにもぬかりがない。

お互いに困ったことがあれば進んで助け合う。

お互いに繋がり、情報を共有することがいかに大切なことかを完璧に理解しているのだ。

求人サイトなど存在しないアフリカにおいて、仕事を運んでくるのは常に“人”だ。

それが、普段話をしているとなりの人かもしれないし、その隣人の知り合いかもしれない。

しかし、いつ“いい話”が舞い込んでくるかわからないために彼らは準備を欠かすことがないのだ。

つまり、彼らは

・言語の習得
・資格の習得
・人脈の形成

を通して他のコーチとの差別化を図り、自身に付加価値を付けているのである。

実際に私の友人の数人はこの3つの要素を丁寧に育み、代表監督や代表コーチ、アジアなどで仕事を得ている。

なんと素晴らしいマーケティングなことか・・・


(CAF指導者ライセンスB級講習会にて)

それでは私たちはどうか?

次に、このフォーマットを日本で使い、あなた自身を差別化する方法について考えていきたい。

もし、私があなたなら・・・

もし、私が日本でコーチをしていて給与を少しでも上げたい!

と考えるのであれば、アフリカで学んだ

・言語の習得
・資格の習得
・人脈の形成

この3つの要素をフルに活用する。

具体的には、

“英語”はマスト。

近年では中国、タイ、シンガポール、カンボジアなどのアジア諸国での日本人コーチへの需要は非常に高い。
需要が高いということはそれだけ条件もよい。
知り合いの中国で働いているコーチは月給60万以上を得ている。アカデミーのコーチでこの待遇なのだ。

このようなチャンスを得るためには“英語”の習得は必要不可欠。

著者は以前高校で英語を指導しており、現在はアジアでサッカー選手をしている人たちに向けての英語学習法のコンサルティングも行っているが、ここでいう“英語力”とは日本で重宝されるTOEICなどのそれとは異なる。

必要なのはリアルな“交渉力”。つまり、英語の反射神経。

これを最も簡単に養うことができのはOnline英会話であろう。

数ある中から私が推薦するのは最大手のRAREJOBである。カリキュラムや教材が豊富なのは勿論、毎日プライベートのレッスンを受けることができて月々5千円弱。最高のコスパである。



ここで、さらに視点を変えてみる。

ここまで英語を押しておいてこんなことを言うのも気が引けるが、実は“語学で差別化”を図ろうと考えるのであれば“英語”では物足りない。

なぜなら、英語は話せて当たり前の言語だからだ。

大きく差別化を図るのであれば、英語とさらに1つマイナー言語の習得をオススメする。

これを実行することで、以前オシム前日本代表監督の通訳を務め、後にJクラブの監督にまで成り上がった間瀬氏のような道を切り開くことが可能になる。

間瀬氏は当時のジェフに数名のセルビア人が在籍し、オシム監督もセルビア語を話すところに着目し、自ら履歴書を送付することで活躍のチャンスを得た。

“サッカー×マイナー言語”で他のコーチとの差別化を図った良い例と言えるだろう。

次に、資格の取得だ。

あなたが習得すべきはJFAではない!?

そう。

あなたが習得を目指すべきはJFAのライセンスではない。

なぜなら、JFAのライセンスには取得まで膨大な時間とコネが必要になる。

未だに年功序列と推薦制という江戸時代のような悪しき風習を大切に継承している。更に、そこで取得した資格は残念ながら大きな差別化になはならない。

あなたが取得すべきは外国の指導者ライセンスだ。

特に先筆したように、近年のサッカー熱の加速により日本人需要が高まっているアジアの指導者として実績とお金を稼ぐためにはAFC(アジアサッカー連盟)のライセンスを取得することをオススメする。

日本より数倍取得しやすい上に、あなたの市場を日本だけでなく、アジアに広げることができる。更に、AFCProという最上位のライセンスを取得することでJFAのS級との相関性も生まれ、結果的に時間の短縮にもなる。

さらに差別化を図りたい人は著者のようにCAF(アフリカ大陸指導者ライセンス)を取得することをオススメする。

実は、現在のアフリカはあなたのイメージとは異なる。また、謎のコーチだけ優遇制が存在し、選手の給与は月給3万円程度なのに対し、監督の給与が70万円などという現象も珍しくない。

更に、実績を上げやすい市場であり大きなステップアップが期待できるフィールドであると言えるだろう。

人脈形成が大切な理由・・・

もし、あなたが今サッカー界に大きな人脈がないとしたらそれは“給与が低い”という事実そのものよりも致命傷かもしれない。

なぜなら、サッカーのコーチという仕事は実は非常に“閉鎖的”である。

つまり、基本的にコーチたちが仕事を移動する場合にはコーチ同士による紹介が一般的なのである。

故に、いかにして早く優良な仕事が空きの状況であるかを知るためには、常に幅広いコーチ間の人脈が必要であり、そして何よりその人脈にしか最新の良い情報が落ちていることはまずない。

明日から、1人ずつ、そして少しずつ丁寧に人脈を育んでいくことを始めなければならない。

これを実行することであなたの大きな助けになり思わぬ好条件の仕事を運んできてくれることになるのだ。

最後に・・・

アフリカ人コーチたちのようにひたすらに“差別化”を継続することでNo1にはなれないかもしれない。

しかし、間違いなくONLY1になることはできる。

そして、もしONLY1になることができればあなたの仕事の幅は大きく変わる。

いくつかの仕事は何もしなくてもオファーという形であなたの元に届くようになるだろう。

また、給与の交渉においても主導権を握れるようになるだろう。(実際に著者も交渉し年俸をUPさせた)

あなたが、給与を上げるために無駄な転職をするのではなく、アフリカ人が教えてくれた方法で差別化を図り自身の年収を自分でコントロールできるようになる日を楽しみにして・・・

編集長編集長

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