こんにちは。編集長です(https://twitter.com/YAMATO22224)。

先に行われたロシアW杯で、出場した国の中の唯一の黒人監督が日本でもイケメン監督として人気を博したセネガル代表のシセ監督でした。

近年のアフリカサッカーのレベル向上を受けて、これまで以上の期待で迎えたW杯も残念ながらすべてのチームが予選敗退という結果に終わってしまいました。

今回のアフリカ勢の敗因は数多くありますが、今回はその中で“指導者の問題”を取り上げていきたいと思います。

熱意ある指導者がたくさんいながら成果に結びつかない現実

まず初めに、誤解しないでほしいことがあります。

それは、

アフリカのコーチ=成果を上げられない

というわけではないという事です。

アフリカには熱い志と高い向上心を持って日々選手たちを少しでも良くしようと奮闘しているコーチがたくさんいます。

むしろ、日々のトレーニングの中で私自身多くのことを学んでいます。

一方で、指導者にとって問題だと思う点があります。

それは、指導者のレベルを上げるための講習会やライセンス取得会のレベルが著しく低いということです。

実際に、編集長が2016年に参加したジンバブエのコーチングコースでは、

実に20年以上前のイギリスの教本が使用され、そこから実技、筆記試験が実施されていました。

さらに、インストラクター陣は頑なにその教本に従うように促し、コーチたちも従順にその古い方法に従うという現実がありました。

常に進化するサッカーおいて、この辺りのアップデートは国の競技レベルを上げるためには必要不可欠な気がします。

逆に考えれば・・・

このように、まだまだコーチたちを取り巻く制度も体制も十分ではない状況下でも多くの優秀な選手がアフリカから育っています。

つまり、指導者へのサポート体制をさらに充実させることで間違いなく今後スター選手が多く出てくることでしょう。

このような状況はある意味で、伸びしろなんですね!

力になれるように・・・



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