こんにちは。編集長です(https://twitter.com/YAMATO22224)。

今回は、近年加熱している日本人投資家によるアフリカのサッカークラブ買収に関連して、優良投資先であるジンバブエ共和国のジンバブエプレミアリーグの構造について迫りたいと思います!

ジンバブエプレミアリーグとは!?

ジンバブエプレミアリーグは正式名称を“キャッスルラガー・プレミアサッカーリーグ”と言います。

リーグのメインスポンサーをウス・アフリカン・ブルワリーズ社が務めています。

創設は1980年で18チームがホーム&アゥエイの2回戦総当たりでリーグ戦を行います。

毎年、下位の2チームが降格、2部リーグの上位2チームが昇格します。

運営

ジンバブエプレミアリーグの運営はジンバブエプレミアリーグ運営委員会によって運営されています。

これは、ジンバブエサッカー協会とは別の組織です。

1部に所属するクラブには、毎年“分配金”支払っています。

参加クラブ(2018シーズン)

2018シーズンの参加チームは以下になります。()内は地域名です。

1.ンゲジ プラチナ(ジシャバネ)
2. チキンイン(ブラワヨ)
3. ハイランダーズ(ブラワヨ)
4. CAPSユナイテッド(ハラレ)
5. トライアング(ハラレ)
6. ハレレ シティ(ハラレ)
7. ブラック・ライノス(ハラレ・警察チーム)
8. エレンタル(ハラレ)
9. ヤダー(ハラレ)
10. ZPC カリバ(カリバ)
11. ブラワヨ チーフス(ブラワヨ)
12. ダイナモス(ハラレ)
13. チャプング ユナイテッド(チャプング・空軍チーム)
14. ニクラート(ハラレ)
15. シャバネ・マイン(ジシャバネ)
16. ブラワヨ シティFC(ブラワヨ)
17. ムタレシティ ローバーズFC(ムタレ)
18. プラチナム(ジシャバネ)

在籍チームの特徴として、行政チーム、警察、軍隊チーム、企業チーム、コミュニティチームが混在している点だと言えます。

クラブ経営の柱

クラブ経営の5本の柱である

1.スポンサー収入
2.グッズ収入
3.観客
4.アカデミー・スクール
5.移籍金

の全ての項目からマネタイズすることはジンバブエに限らずアフリカでは非常に難しいのが現状です。

しかし、アカデミー・スクールは大成功を収めているクラブも多く、移籍金でも多大な利益を上げているクラブも多く存在します。

今、ジンバブエのプロクラブの多くが安く売られています。

参入するならチャンスかと思います!

シーズン期間

ジンバブエプレミアリーグの開幕期間は3月~12月までです。

選手の移籍可能期間は6月~8月と2月~3月の2回設けられています。

優勝すると?

ジンバブエプレミアリーグで優勝すると賞金(1000万円程度)と翌年のCAFチャンピオンズリーグへの出場権を獲得できます。

これはクラブワールドカップを懸けた戦いで、順当に勝ち上がればアフリカクラブ代表としてレアルなどと対戦することも可能です。大きな夢がありますよね!

運営にかかる費用は?

年間総額1500~3000万円で運営可能です。遠征費、人件費込みの値段です。

上手くスポンサーや選手の売却ができれば黒字化することは難しいことではないでしょう。

ジンバブエは、南部アフリカ最強国

COSAFA CUPとは南部アフリカに位置する14ヵ国のチャンピオンを決めるために年1回の周期で南部アフリカサッカー連盟(COSAFA)が主催する大会です。

その大会で強豪国南アフリカ、ザンビアなどを抑えてこれまでに最多の優勝を誇ります。

【ジンバブエ出身の主な有名選手】

★マーヴェラス・ナカンバ(MF)1994年生まれ

ジンバブエリーグ2部のバンツローバーズからフランスのナンシーへ移籍。その後オ
ランダの名門フィテッセで活躍し、ベルギーのクラブ・ブルッへ移籍。ジンバブエ若手の
成功例。

★カーマ・ビリアット(FW)1990年生まれ

ジンバブエの強豪ハイレンダーズから、南アフリカのカイザー・チーフスFCへ
移籍。“アフリカのクリスティアーノ・ロナウド”の異名を持つ。ジンバブエ代表の絶対的エース

決して恵まれない状況ながらも多くの選手が国内外で活躍するジンバブエには既にヨーロパや中国のクラブやスカウトが押し寄せています。

あらゆる価格が“高騰”する前に調査か進出することをオススメします!



【AFRICA-SOCCER-JOURNAL公式スポンサー】
ライティング事務所PORKSTAR

【編集長が代表を務める国際NGO】
【ジンバブ侍フットボールプロジェクト(ZSNP)公式HPはこちらから!】