こんにちは。編集長です(https://twitter.com/YAMATO22224)。

さて、今回は先日ケニア人初のJリーガーとして初めて発得点を決めたケニアの英雄マイケル・オルンガ選手の素敵な“人間性”についてです。

9月8日にケニアのナショナルスタジアムで行われたアフリカ選手権(日本でいうアジア大会)でホームにガーナを迎えたケニア代表の前評判は酷いものでした。

✔悪夢再び(いつ日の試合かに大敗しているみたい)
✔スパーリングパートナーになれたら上出来
✔ガーナの選手たちのWarmUp

それもそのはず。

ガーナ代表は、アフリカのタレント集団なんですね。

“ブラックスターズ”の愛称で、招集された選手全員が海外の名門クラブで活躍するスター選手たち。

追い打ちをかけるようにケニア代表は国民的スターであるトッテナムのワニャマ選手を怪我で欠くという厳しい状況でした。

いざ試合が始まると・・・

いざ、試合が始まると、8割方ボールを支配される厳しい展開の中、鋭いカウンターから我らが柏レイソルの“オルンガ選手”が得点!

ケニア最大のカサラニスタジアムは“オルンガ・!オルンガ!”の大合唱で揺れに揺れます(この時、セネガルで起きたスタジアム崩壊事件を思い出し、少し怯えました)

その後、ケニア代表は1人退場者を出しますが、“ケニア魂”でスタジアムと選手が一体となり、トーマスなどを擁するガーナ代表から虎の子1点を守り切ることに成功し、本大会出場に向けて非常に大きな勝ち点3を手にすることができました。

編首長はアフリカで100試合以上試合を観てきましたが、ここまでスタンドとピッチが一丸となって戦う姿を見たことがありませんでした。

試合終盤には“鳥肌”が立つほど感動し、気が付けば一緒に観戦しに行っていた教え子のどもたちと共にケニアを必死に応援していました。

良い試合と感動を本当にありがとう!

って終わらせたいところですが、まだこの話には続きがあります。

なんと、試合を終えドーピング検査を終えてから、スーパースターのオルンガ選手に会えることになったのです!

しかし、

待つこと1時間・・・
2時間・・・
3時間・・・
4時間・・・



オルンガ選手到着!

ドーミング検査を終了したオルンガ選手が子供たちに会いに来てくれました!

90分戦い抜いて、そして抜き打ちのドーピング検査を終え疲れているにもかかわらず、子供たち1人1人に丁寧にサインと記念写真に応じてくれました。

なんとも素晴らしい人格者です。

そして、その後

おもむろに子供たちに向けてスピーチを始めました。

その内容は、

サッカーで最も大切なことは“自信”だよ。
誰もが、ガーナ代表には勝てないと言っていたけどそんなことに耳を傾ける時間は無駄なんだ。
俺は16年前の8歳の時に父を亡くし、スラム街で育ったんだ。でも、俺は今こうしてサッカー選手としてヨーロッパや日本で成功して安全なエリアに住み、母親に大きな家を買ってあげることもできた。
例え、今いる状況がどうであれ、そんなことは関係ないんだ。
大切なことは、いつでも自分に自身をもって努力を続けること。
そうすれば必ず、道は拓ける。
今日は会いに来てくれてありがとう!

(※現在字幕を付けて編集中です。スピーチ動画はもう少々お待ちください)

はぁー。

何という人格者か。

子どもたちは目を輝かせながらオルンガ選手の話を聞いていましたとさ。


(編集長も記念撮影しました!)

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