こんにちは。編集長です(https://twitter.com/YAMATO22224)
「アフリカ×日本」の新しい形として注目を集めているおこしやす京都AC。
そんなおこしやす京都ACが手掛けるアフリカプロジェクトの仕掛け人として東大卒の元Jリーガーが活躍していることを知っている人はなかなかいません。
今回は、おこしやす京都ACが手掛けるアフリカプロジェクトのキーパーソンにその狙いや今後の展望をお聞きしました!
そもそもおこしやす京都ACとは?
おこしやす京都ACとは関西社会人リーグ1部(5部相当)に所属し、2021年のJリーグ参入を目指して活動しているプロのサッカークラブです。
「咲かせようスマイル つなげようスポーツで」という理念の下、単なるプロサッカークラブの経営に留まらず、スポーツを通じて京都・日本・世界を幸せにすべく日々活動しているクラブです。
おこしやす京都ACが手掛けるアフリカプロジェクトとは?
おこしやす京都ACが手掛けているアフリカプロジェクトとは「サッカーの力で西アフリカを豊かにする」という理念の元で以下のビジョンを持っています。
① ガーナと日本のパイプを強固にし、ガーナ人選手が日本を経由して、JリーグやJリーグを通じてアジアで活躍するルートを作る!
・日常身体能力の高いアフリカ系選手と日常的に練習、試合ができるようになり、アジアのサッカーレベル向上に繋がる
・持続可能なビジネスとなる仕組みを構築していく
②ガーナと日本の強固なパイプを基に、ガーナにアカデミー機関を設立する!
・サッカーだけでなく勉強も教え、選手を引退したり、仮にサッカー選手になれなかった場合も仕事につき、社会を牽引するリーダーになるようなアカデミー機関を目指す
というものです。
実際に、ガーナより元ガーナ代表のエリック・クミ選手を獲得しプロジェクトが動き始めています。
おこしやす京都ACのアフリカプロジェクトを束ねる秀才とは?
さて、そんなおこしやす京都ACのアフリカプロジェクトを束ねるのが東大卒の元Jリーガーである添田隆司氏です。
添田氏は東京大学経済大学を卒業後、三井物産の内定を辞退し、J3藤枝MYFCで「史上2人目の東大卒Jリーガー」としてプレーしました。その後、アミティエSC京都(現おこしやす京都AC)に移籍しプレーしましたが、JFL昇格を果たせなかった中で、クラブをより成長させたいという気持ちで昨年末引退し、クラブの経営面から支えていくことを決意します。
ここからは、そんな添田氏に直接アフリカプロジェクトについて聞いていきたいと思います!
インタビュー開始
アフリカプロジェクトを開始した動機を教えていただけますか?
もともとおこしやす京都ACはアフリカに着目していました。そこで2018年3月よりアフリカ10か国(ケニア、エチオピア、ウガンダ、ナイジェリア、コートジボワール、ガーナ、セネガル、トーゴ、マリ、ベナン)を調査し、ガーナ・プレミアリーグで当時監督をされていた八橋さんとお話をする中で、お互いの考えに共感し、ガーナが持つポテンシャルを感じたため、開始する運びになりました。
なるほどです。そこでエリック選手を獲得したわけですが、現状活躍していますか?
ガーナ人は少し気質が日本人と似ており、規律を大切にします。ハードワークもいとわず関西リーグでは途中加入にも関わらず5試合7得点で得点ランキングトップ2位の成績を残してくれました。残念ながらJFL昇格はなりませんでしたが、大いにチームの力になってくれました。
エリック選手にはJクラブからオファーは来ていますか?
いくつかのクラブには興味を持って頂いています。チームが所属する関西リーグ(5部相当)とJリーグのカテゴリに開きがあるため、このリーグで大きな活躍をしても中々評価されづらく、実力を過小評価されてしまう難しい部分もありますが、前に進んでいます。
なるほどです。少し話はそれますが、添田さんは自身のキャリアを振り返ってどう感じていますか?
私はもともとスポーツビジネスには興味がありませんでした。しかし、実際に中で働いて様々見ていくうちに、スポーツビジネスの可能性と力を再認識すると同時その面白さに気が付きました。
添田さん自身の今後の目標を教えていただけますか?
まずは、クラブを早くJに上げることですね。そのためにできる限りのことをしていくつもりです。しかしそれ以外にもたくさんチャレンジしたいことがありますのでいろいろなことに挑戦していきたいと思います。
今回は貴重な時間をありがとうございました。
こちらこそありがとうございました。
最後に…
アフリカ×日本で新たな取り組みをしていおこしやす京都ACとそのプロジェクトをまとめあげる添田氏。
このプロジェクトを通して多くのガーナ人がJリーグへとステップアップできるといいですね!
今後のご活躍に期待しましょう!
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