こんにちは。編集長です(https://twitter.com/YAMATO22224

アフリカNo.1の呼び声高い青年指揮官!アリウ・シセとは?


近年、アフリカサッカーが世界に大きな影響を与えています。

特に、ヨーロッパリーグに目を向けると多くのアフリカ出身のサッカー選手は多く存在しています。

しかし、実は優秀なアフリカ人指導者も増加しているという事実を知る人は少ないのではないでしょうか?

今回は、選手と共に急激にレベルを上げているアフリカ人監督を特集!


アフリカNo.1と呼び声高い監督とは?

今、ヨーロッパのクラブが獲得を検討するほどの青年監督がセネガル代表を率いています。

彼の名は、アリウ・シセ

1976年生まれの若干42歳。

元セネガル代表の選手であり、過去にはセネガル代表U-23のアシスタントコーチ(2012年~2013年)を務め、その後その能力が高く評価されセネガル代表U-23の監督(2013年~2015年)を任されています。


元代表キャプテンの実績!選手としても活躍?

アリウ・シセはセネガルのレジェンドと呼ばれ、セネガル国内での人気は圧倒的です。

選手歴としては、

・リール/フランス 6試合出場(1994年~1997年)
・スダン/フランス 出場なし(1997年~1998年)
・パリ・サンジェルマン/フランス 43試合出場、1得点(1998年~2001年)
・モンペリエ/フランス 17試合出場、1得点(2001年~2002年)
・バーミンガム・シティ/イングランド 36試合出場(2002年~2004年)
・ポーツマス/イングランド 23試合出場(2004年~2006年)
・スダン/フランス 21試合出場、1得点(2006年~2008年)
・ニーム/フランス 7試合出場(2008年~2009年)

という輝かしい実績を持つほか、セネガル代表としても35試合出場(1999年~2005年)の出場を誇ります。


フランスを破る快挙!信頼された元代表レジェンド!

セネガル代表、愛称はテランガ(助け合い)のライオン。

波乱に富んだ2002年の日韓W杯大会。

その中でも強烈な印象を与えたチームの1つであったのは記憶に新しいと思います。

グループリーグ初戦で前回大会優勝のフランスを1-0で撃破。

この時、セネガル代表選手の多くがフランス(旧宗主国)でプレーしていた。

攻撃の中心であるディウフとディオプを中心に機動的なサッカーで初出場ながら、ベスト8という快挙を成し遂げたのだ。

この黄金時代のキャプテンこそがアリウ・シセだった。

若くして代表率いる実力者

期待と共に招集されたアラン・ジレス(フランス人)監督率いる、セネガル代表(A代表)は低迷が続いた。

2015年アフリカ・ネイションズカップで1次予選敗退に終わる。

この結果にサッカー協会(セネガル)はアラン・ジレス監督を辞任させた。

後任に指名されたのが、彼なのである。

「彼にはリーダーシップに長けている。そして、何より謙虚で野心を持つ監督だ、彼はセネガル代表監督にふさわしい。数年で実績を上げているのは紛れもない事実であり、彼を高く評価している。」

とサッカー協会は彼に大きな期待を示している。

監督には大きな責任があり、勝利が絶対的に求められる。

代表監督に着任後、その期待に結果で答えてみせる。

2017年の「アフリカ・ネイションズカップ」ではベスト4へ導き、2002年日韓W杯以降出場のないセネガル代表、今年2018年ロシアW杯出場を決めたのだ。

ロシアW杯!彼の見据える未来とは!?

皆さんもご存知の通り、セネガル代表は日本代表との試合が行われる。

日本代表率いるハリルホジッチ監督は

「私はセネガル代表チームをよく知っている、約2メートルの長身選手たちを前に動揺せず、私たちの流儀を貫くことが重要だ」

とセネガル代表との戦いに意気込む。

それに対して、シセは

「サッカーに確定的なことは何一つない、シンプルに、たくさんのことを議論し、決断するだけだ」

と冷静に戦いに向けて、静かに闘志を燃やした。

W杯を選手としての経験もあるだけに秘策を持っているのかもしれない。

サッカーは何が起こるかわからない、そのことを選手としても体感しているアリウ・シセ監督。

だからこそ、選手のモチベーションをうまくコントロールできるだろう。

故に、今のセネガル代表は、規律が厳しく、よく組織されていると評価されるほどだ。

また、アフリカNo.1若き指揮官は

我々はすべての試合が困難なものになるであろうと理解している。そして選手たちには自分たちの国の歴史に新たな1ページを刻めるだけのクオリティがある」

と2002年日韓W杯を彷彿とさせるコメントを残している。

まとめ

セネガル代表は選手にも多くの才能を持った選手が数多くいる。

しかし、注目すべきは選手達だけではない。

2002年W杯時に選手として代表を率いたキャプテンは、監督としてW杯の舞台に帰ってくる。

アフリカNo.1と呼ばれる彼の実力が顕著に表れる大会になるだろう。