今シーズンイングランドのプレミアリーグに復帰した古豪アストン・ビラ。
移籍ウインドウではプレミアリーグ残留に向けて積極的な動きを見せています。
アストン・ビラ移籍市場での動きの特徴は
“能力の高い選手を安く獲得する”
というものです。
特に若手のアフリカ出身の選手の獲得を積極的に行っており、シーズン開幕前に獲得したジンバブエ代表のナカンバ選手は無名選手であったにもかかわらず開幕からほぼすべての試合でスタメン出場を果たすなどチームに欠かすことができない選手として重宝されています。
さて、そんなアストン・ビラが本マーケットの最大の目玉選手として獲得したのが現日本代表の伊藤純也選手が在籍するするベルギーリーグのヘンクに所属するタンザニア人ストライカームブワナ・サマッタ選手なのです。
今回は、現在アフリカを代表するストライカーとして注目を浴びるサマッタ選手の特徴について検証していきたいと思います!
(この記事は4分ほどで読むことができます!)
流離のタンザニア人ストライカーサマッタ選手とは?
(引用: Ninety Minutes Online)
“ペナルティエリア内のサメ”
サマッタ選手はこんな言葉でそのたぐいまれなその能力を表現されています。
彼は得点の80%以上をペナルティエリアの中から決めており、その決定率は実に7割を超えるとのこと。
そんな彼のプレー集はこちらから!
アストン・ビラがサマッタの獲得を決めた理由とは?
(引用:90min)
“クロスをゴールにできる確率が世界一!”
これがアストン・ビラがサマッタの獲得を決めた本当の理由です。
現在アストン・ビラの監督を務めるディーン監督の最大の戦術的特徴は徹底したサイドアタック。
しかし、効果的なクロスが上がるにも関わらずそれを得点に結びつけられるストライカーがいないことが最大の課題でした。
そこでアストン・ビラのスカウティングスタッフは“クロスボールからの得点率が高いストライカー”というキーワードをもとに選手を探し続け、サマッタ選手にたどり着いたそうです。
((((引用:Express &Stzr)
また、アストン・ビラはシーズン前に同じくアフリカ出身のMFジンバブエ代表のナカンバ選手を獲得し同選手が大活躍していることからもわかるように“安価”な掘り出し物の選手を発掘する術を熟知しています。
これは、安く獲得した選手を自クラブで成長させ、高額な価格でビッククラブに売却するという中小クラブの理想的な処世術を見事なまでに体現しているクラブであると言えるでしょう。