こんにちは。編集長です(https://twitter.com/YAMATO22224)
今回はアフリカで加熱する日本人によるアフリカサッカークラブ買収の裏側を特集します!
アフリカで加熱する“日本人”によるサッカーチーム経営!その理由とは・・・
本田圭佑選手が「ウガンダ」のクラブを買収!
アフリカで最も有名な日本の会社Be forwardが「マラウイ」のサッカークラブを買収!
加藤明拓氏が「ナイジェリア」のイガンムFCの共同経営者に就任!
連日のように行われる日本人によるアフリカサッカーチームの買収。
基本的には、経済も治安も安定しないアフリカにおいて日本人がサッカークラブを経営するメリットはいったいどこになあるのでしょうか?
一番のメリットは「選手の移籍金」!
「アフリカの選手を海外のクラブに移籍させること!」
アフリカのサッカークラブを経営する最大の目的はここにあります。
それはなぜでしょうか?
選手を移籍させる際にクラブに支払われる「移籍金」を得るため。
近年、サッカー選手を取り巻く移籍市場は敏腕代理人などの影響もあり高騰の一途を辿っています。
そして、ヨーロッパの市場においては、これまでにもナイジェリアのオコチャ、コートジボワールのドログバ、そしてカメルーンのエトーなどが大活躍した実績があり、第二の彼らとなるべく、若くて身体能力が高く、比較的安く手に入るアフリカの選手は非常に魅力的な存在なのです。
実際どうなの?
それでは、上記に挙げたクラブ経営はうまくいっているのでしょうか?
まだ参入したばかりなためはっきりとした答えをいう事ができないが、編集長は非常にポジティブであると考えています。
実際に先筆したマラウイのクラブを買収したBe forwardはチーム名をBe forwardFCとし、リーグ優勝をはたすことに成功。さらに、クラブでかけている同国代表選手のJ3への移籍(詳しくはbacknumberへ)も確定させてみせました。
(マラウイのBe forwardFC)
(躍動する選手)
今後、このようにどんどん選手を移籍させるようなビジネスは加速の一途を辿る考えられます。
クラブは選手が移籍するたびに「不労収入」を得ることができる!?
あなたは「連帯貢献金」という制度があるのをご存じでしょうか?
これは、
国際移籍金総額の5%が12歳から23歳までに所属したクラブに配分されるという制度。
例えば、
以前ベルディに所属していたフッキの事例を見てみます。
日本を離れた後、フッキはポルトガルのFCポルトから、ロシアのゼニトに移籍。
この際の移籍金は推定4000万ユーロ(約40億円)。
ここで忘れてはならないのが、フッキは東京Vに2007年と08年の4~7月に在籍していたこと。
その時の彼の年齢は、20、21歳。
つまり、
40億円の5%で8000万円。
この中から東京Vの取り分は国際サッカー連盟(FIFA)が定める規則から、約2500万円。
決して経営状態がいいとは言えないクラブ側にとっては大金なのです。
選手一人を移籍させることで大きな利益を生むことができるアフリカのクラブ経営からは今後も目を離せませんね。

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