2018年5月23日。

イングランドプレミアリーグのアーセナルは東アフリカに位置するルワンダと新たなパートナーシップ契約を締結したことを発表した。

その内容とは、

“旅行業促進パートナー”

で、

契約年数は3年。

1994年から続いた“ジェノサイド”呼ばれる民族同士の大量虐殺で80万人もの尊い犠牲者をだしたルワンダは現在IT技術を中心として目覚ましい発展を遂げ、“アフリカのシンガポール”との異名を持つ。

(ルワンダの虐殺記念館にて)

プレミアリーグの名門クラブであるアーセナルと提携を結ぶことは本来非常にハードルが高く、いかなる企業や団体においても難しいミッションである。

今回、ルワンダがこのようなパートナーシップを締結することができた裏には、現大統領のポール・カガメ氏が大のアーセナルファンであることが最も大きな要因であると考えられる。


(アーセナルの大ファンとして知られるポール・カガメ大統領)

左袖に刻まれた“VISIT RWANDA”のロゴは、トップチーム、U-23チーム、女子チームのユニホームで2018年の8月より使用される。

実は、アーセナルのユニホームは世界中で毎日35万人の人が見るというデータがあり、広告効果は非常に大きいと考えられる。

これを受けて、ルワンダの発展開発部長のアカマンジ氏は次のように語った。

この契約は私たちの国ルワンダのマーケティング予算から全額支払われ、投資家や観光客にルワンダを魅力的に感じてもらうことが1番の狙いです。
それに加えて、アフリカで2番目の速さで経済発展し、今後の成長も大いに期待できる市場であることを伝えたいのです。

と語る。

確かに、観光面においてもルワンダは野生のマウンテンゴリラを見ることができる非常に希少な国の1つである。

ルワンダの他にはウガンダ、コンゴと世界に3カ国しか野生のマウンテンゴリラを見ることができる国は存在しない。

それに加えて、

近年ではDMMが地元企業を買収し、ルワンダへの進出を果たし、IT関連での事業拡大を目指している。

日本代表の本田圭佑が手掛けるサッカースクールSoltilo Familia Soccer School もルワンダにおいてイベントを開催するなど日系企業からの注目も熱い。

労働ビザの取得や企業設立の手続きなどがインターネットを通じてできることも大きな魅力の一つである。

今後、ルワンダがアーセナルのスポンサー契約を締結したように、国の魅力をプロモーションするために「プロクラブ×アフリカの国」といったような契約も多くなることが見込まれる。

いずれにせよ、急発展を遂げているルワンダに注目である。



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