こんにちは。編集長です(https://twitter.com/YAMATO22224

アフリカサッカーに“殴り込み”をかけている男がいる!

広大なアフリカ大陸に似つかず非常に狭いアフリカサッカー界隈ではたちまちにその男の情報は広がり、編集長の耳にも届いてきました。

噂によると、プロのサッカー選手を目指しているだけでなく、スポーツを通した国際開発活動も行い、さらには語学も堪能だとか・・・

今回は、今アフリカ界隈で話題沸騰中のある青年を特集します!

ザンビアで奮闘中の森下仁道って誰?

ザンビアでプロサッカー選手を目指しながら単身アフリカのザンビアに乗り込んでいる青年は森下仁道さんです。

森下さんは現在筑波大学の4年生です。大学を休学してアフリカのザンビアにまで来た動機は一体どこにあるのでしょうか?


森下仁道さんがアフリカに来た理由とは?

森下さんがアフリカを挑戦の地に選んだ最大の理由は

“日本人としてアフリカサッカーのパイオニア的存在になりたい!”

そして

”スポーツを通じた国際開発を肌で実感したい!”

という純粋で熱い想いからでした。

過去の先人が残した様々な先行研究を見ていく中でアフリカは特別にスポーツを通した開発の事例が多く、この地に赴くことで多くのことを学ぶことができるのではと確信したといいます。

また、筑波大学ではIDS(スポーツを通じた国際開発)について研究しており、将来の夢は全大陸でサッカー選手を経験すると共に、自身のNGOを立ち上げ、サッカーを通して多くの国際問題を解決したいと意気込みを見せています。

森下仁道さんがザンビアを選んだ理由とは?

大学でスポーツを通じた国際開発に関する勉学に励む森下さんにある転機が訪れます。

それは、ザンビアで開かれる学会に筑波大学の副学長が招かれることになったという情報を耳にしたことでした。

何とかアフリカに行くための突破口を見出そうとしていた森下さんは、副学長を訪ねると「自分を一緒に連れてってください!」と直談判します。

副学長からは、

「・・・その前に君は誰ですか?」

という冷静なツッコミを突き刺されたそうですが(笑)松岡修造にも引きをとらないほどの熱さで見事にザンビア行きチケットをもぎ取ることに成功します(やはり只者ではありません)。

初めてのアフリカ。初めてのザンビアでは後のホストファミリーとなる人物との運命的な出会いを果たすなど実りのある時間を過ごします。

満を持して2回目のザンビアへ!

1回目のザンビアでアフリカへの大きな期待と更なる情熱を掻き立てられた森下さんは、再びザンビアを目指すために動き出します。

森下さんが目を付けたのが2014年からスタートした官民協働で取り組む海外留学支援制度である「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」でした。

「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」の特徴の1つに給付型奨学金を受けられるというものがあり、経済的な心配をすることなく心行くまで自分の活動にチャレンジすることができることが応募への大きな決め手になったと言います。

そして倍率が8~10倍と言われる非常に狭き門をくぐり抜け、見事に権利を勝ち取るのです。

森下さんの「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」としての内容は、ザンビアに8カ月、タンザニアに2か月、そしてガーナに2か月滞在し「サッカー×国際開発」に関する実践をすることです。

それでは森下さんは「サッカー×国際開発」として具体的にどのようなことをしようとしているのでしょうか?

森下さんがザンビアで掲げる2つの目標とは?

森下さんはザンビアで掲げる目標は2つあります。

それは、

1. ザンビアでプロサッカー選手になること!
2. 国際開発NGOでのインターンを通してグラスルーツのサッカー環境を改善すること!

と言い放ちます。

ここは森下さんの理念を知る上で大きなポイントとなるので詳しく見ていきましょう!

1. ザンビアでプロサッカー選手になること!

森下さんの大きな目標の1つがザンビアで「プロのサッカー選手になる」ということです。

現在トップリーグの3つのチームの練習参加している森下さん。

大学サッカーでも有数の強豪として知られる筑波大学蹴球部に所属し、レベルの高い環境でのサッカーに慣れていることは待ちがいありませんが、アフリカのサッカーは日本のそれとは少し異なるようです。

一番の違いは、グランド環境の悪さと無理がきく身体能力の高さだと言います。

また、森下さんがプロのサッカー選手に拘る理由はもう1つあります。

それは、

「人との繋がり」

だと言います。

つまり、トップリーグで活躍するプロのサッカー選手になることでそこの世界でしか会うことができない非常に貴重な「出会い」があり、その出会いこそが新たな変化を人生にもたらしてくれると考えているのです。

2. 国際開発NGOでのインターンを通してグラスルーツのサッカー環境を改善すること!

森下さんがザンビアで成し遂げたいもう1つの目標はサッカーアカデミーなどを通してグラスルーツ世代の子供達のサッカー環境を良くするということです。

森下さんによると、ザンビアのサッカー環境はある問題を抱えているそうです。

それは、「子供たちのサッカー環境」が劣悪であるということです。

ザンビアではサッカー協会がグラスルーツ年代の育成にまで手を回す余裕がなく、小学生年代の子供たちは厳しい環境に置かれています。

そんな状況を改善するために森下さんは、「大会の企画・開催」、「ジュニア年代のリーグ戦創設」や「NGOに持続的にお金が入ってくるための起業」をするべく奮闘しているそうです。

実現すれば素晴らしいですね!



最後に…

いかがでしたか?

以前オランダやインドネシアに住んでいたこともあり英語も堪能でバイタリティも抜群。

さらには、自分のことだけでなく広い視野を併せ持つ森下氏。

今後は全大陸でプロのサッカー選手として活動し、その後自身のNGOを立ち上げたいと言う夢を持っているそうです。

仮に、彼が就職活動をしたら多くの企業が争奪戦になるんだろうな~と少し感じてしまいました。

そんな森下氏の今後の活躍を大いに期待しましょう!

プロフィール

森下仁道
1995年8月25日生まれ
僕は岡山県倉敷市出身
幼少期父親の仕事でオランダに5年滞在。インターで英語習得。サッカー開始。
小中は岡山県強豪クラブでサッカーに明け暮れる。
高校は岡山県立倉敷青陵高校に進学。
高校2年終了後、1年間休学しインドネシアにサッカー留学。
インター東南アジア大会準優勝、優秀選手。
筑波大学社会・国際学群国際総合学類に進学。体育会蹴球部に所属。
研究テーマは「スポーツを通じた国際開発」
現在はトビタテ!留学日本代表プロジェクトに採用され、アフリカでサッカー選手として幅広く活動中。

お知らせ!

編集長が代表を務めるNGOジンバブエ侍フットボールプロジェクトがジンバブエでサッカーアカデミーを設立しました!

ジンバブエ侍フットボールアカデミー(ZSFA)とは?

ジンバブエ侍フットボールアカデミー(ZSFA)とは、「ジンバブエの厳しい環境下にいる子供達の可能性を広げる」ことを最大の目的として2018年に設立されたサッカーアカデミーです。

その最大の特徴は、編集長が4年間の間にアフリカ5ヵ国3000人以上の子供たちを指導する中で「アフリカ人の身体能力×サッカーIQ×日本人のメンタリティ」を最も効率的に落とし込むことができる「ZSFAメソッド」を使ったトレーニングだと言えるでしょう。

この“ZSFPメソッド”を通してジンバブエから世界で活躍できる選手の育成を目指します。

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