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サガン鳥栖に2021年に加入したナイジェリア人ストライカーのチコ・オフォエドゥ選手ってどんな選手?チコ・オフォエドゥ選手の経歴や実績やサガン鳥栖での起用法を知りたいのですが・・・

本記事はそんな悩みを解決します!

本記事の内容
・チコ・オフォエドゥ選手の経歴?
・チコ・オフォエドゥ選手の特徴・プレースタイル
・チコ・オフォエドゥ選手のサガン鳥栖での起用法
・チコ・オフォエドゥ選手獲得で目指すもう1つの狙い
・チコ・オフォエドゥ選手選手のプロフィール
・最後に・・・

アフリカぞうアフリカぞう

本記事の信頼性
・アフリカプロサッカー選手経験者
・アフリカにてプロサッカーコーチ経験者
・アフリカ大陸指導者ライセンス取得者
・アフリカにてサッカーアカデミーを運営中

柏レイソルに所属していたケニア代表のマイケル・オルンガ選手の圧倒的な活躍により、Jリーグクラブはアフリカ出身の選手に対する価値を再認識し、獲得に乗り出しています。
特に、サガン鳥栖はオルンガ選手と同郷で元チームメイトのケニア代表ストライカードゥンガ選手とナイジェリア出身のFWチコ・オフォエドゥ選手を同時に獲得したことで話題を集めました。
前回はケニア代表ストライカードゥンガ選手を徹底分析したので、今回はナイジェリア出身のFWチコ・オフォエドゥ選手の実力・実績・評価していきたいと思います。


チコ・オフォエドゥ選手の経歴

チコ・オフォエドゥ選手はオコチャやオリセー、ミケル、カヌー、ババンギダなど超一流の選手をこれまでに輩出してきたアフリカの強豪ナイジェリア出身のウィンガーです。
1992年生まれの28歳で、ナイジェリア国内で頭角を現し、その後5シーズントルコ2部リーグで182試合に出場し、59点を決める活躍をみせました。
2018年からはイスラエル1部リーグのマッカビ・テルアビブFCに移籍し、56試合出場16得点を記録しています。
これまでにナイジェリア代表に選出された経験はありません。

チコ・オフォエドゥ選手の特徴・プレースタイル

チコ・オフォエドゥ選手のプレースタイルはディフェンス能力を下げた現インテルに所属するビクター・モーゼス選手と言ったら伝わりやすいかもしれません。生粋のストライカーというよりも左右のウイングの位置で縦に突破してのクロス、中に切り込んでのシュートが持ち味です。
具体的には、以下のようなプレーの特徴があります。

チコ・オフォエドゥ選手の特徴・プレースタイル(強み)

・1対1の突破力(体の強さ、スピード、豊富なフェイントの種類)
・中に切れ込んでのシュート(左右両足高いレベル)
・クロスに合わせる技術

チコ・オフォエドゥ選手の強みは力強い突破です。仮に相手に読まれてコースを取られたとしてもパワーとスピードで被せることができます。
また、中にカットインしてのシュートもサガン鳥栖の得点源の1つになることが期待されます。

チコ・オフォエドゥ選手の特徴・プレースタイル(弱み)

・戦術理解度が高くない(ボールを足元でもらう癖がある)
・プレーにむらがある
・ディフェンスへの献身性&技術が低い

チコ・オフォエドゥ選手の弱みはボールを足元でもらう癖があること、そして戦術理解があまり高くないということです。
特に攻守の切り替え時などで細かなポジションの要求を課された場合に忠実に要求されたポジションを取り続けることは難しいでしょう。また、粘り強いディフェンスが苦手なため簡単に自分の背後のスペースへ侵入を許してしまう可能性も高いと言えます。


チコ・オフォエドゥ選手のプレー動画

チコ・オフォエドゥ選手の実際のプレー集はこちらからご覧いただけます!

チコ・オフォエドゥ選手がサガン鳥栖に入った際の起用法

チコ・オフォエドゥ選手のサガン鳥栖での起用法は3トップの左右WG、もしくはCFでしょう。チコ・オフォエドゥ選手がサイドを崩し、クロスを上げた先に待っているのが同じく新加入したケニア代表のドゥンガ選手という新しいアフリカホットラインの構築を狙っているのかもしれません。

一方で、チコ・オフォエドゥ選手を起用する際には彼の低いディフェンス力を埋めてくれる優秀なボランチを起用する必要があります。原川選手が移籍した今、中盤のセンターに誰を配置するかはチコ・オフォエドゥ選手の活躍にも大きな影響があるでしょう。(個人的には高橋選手なんかは非常に良いと思います。)

チコ・オフォエドゥ選手のプロフィール

最後に・・・

ちなみに今回獲得したチコ・オフォエドゥ選手の市場価格はTransfer Marketによると約€600th(7千万円程度)。

鳥栖で大活躍すればオルンガ選手のように7億円程度の移籍金を置き土産に移籍してくれる可能性も大いにあります。
財政難のサガン鳥栖にとってはいろんな意味で活躍させたい人材だと言えます。